published by Akila Ninomiya (design studio "PENCIL")
五山送り火も先ほど全ての火が消えたところ。ようやく京の夏も終盤に入り、秋を迎える心の準備が出来て参りました。皆さんはお盆休みはいかがお過ごしでしたか?先祖の霊をいろんな形で迎え、送りされていたかと思います。
この盂蘭盆会の最中に頻繁に行われ、また8月中には様々な場所で行われる事でも知られるのが、踊り念仏から派生した「六斎念仏」です。昭和58年には京都の六斎念仏の保存団体が一括して国の重要無形民俗文化財の指定を受けた、京都の代表的民俗芸能のひとつとして、内外の愛好家にも広くしられています。
以前から興味がありつつも実見する機会が少なかった六斎念仏を、今年始めて見る事が出来ました。8月15日の千本ゑんま堂にて19:30から開演された「千本六斎念仏」です。
毎年色んな趣向を凝らして、復興演技や新しい試みなどが行われ、常に"進化する芸能"という感じが持て、後継者が居ないなんていう声が吹き飛ぶような心持ちでした。
千本六斎念仏は「芸能六斎」の部類に入るそうで、念仏踊りよりは鉦/笛/太鼓などの鳴りモノが多く、非常にアクロバティックな演技で、見ていて飽きません。
当初は函谷鉾を真似られたとの謂れのある祇園囃子の演奏も、現代に於いては正調祇園囃子とは似ても似つかぬ調子です。
1時間半ほどの演目ですが、全く飽きない面白い出し物がテンコ盛り!また来年も来ようと思います。
そして8月中は、他にも様々な場所で六斎念仏が催されます。ぜひそちらにも顔を出してみたいと思っています。詳しくは千本六斎会のホームページをご覧下さい。
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