published by Akila Ninomiya (design studio "PENCIL")
京都の初秋の訪れを告げるお祭りと言えば、北野天満宮の「ずいき祭」。漢字で書くと「瑞饋祭」となります...読めますか?(笑
この"瑞饋"とは、サトイモの茎のこと(よく「芋茎(ずいき)」と書きます)で、このずいきを始め、様々な野菜や果物などの農産物や海産物を使って神輿を作り、それを担いで町中を練り歩く、かなり珍しいお祭りです。
秋のお祭りということで、豊作への感謝の気持ちを表すお祭りの象徴として、これら農作物を用いて作った神輿が登場するのですが...そのまんまですわ!特に、生鮮品を使って作られるので、毎年毎年作り替えられます。もちろん生野菜ですので、製作期間は9月1日から約1ヶ月。しかもお祭りが終わったら解体されますので、非常に儚い御神輿です。さらに、デザインも毎年ちょっとずつ変わるそうで、毎年見ても飽きません。
この一帯は今でこそ住宅地ですが、その昔は農村地帯だったと言われ、平安時代にはこの瑞饋神輿が作られていたらしく、非常に歴史の古いお祭りなんだそうですよ。
瑞饋神輿を作るのは、西ノ京十三ケ町の住民によって個性される祭祀組織「西ノ京瑞饋神輿保存会」。この会への入会資格は、原則的にこの十三ケ町の住民でなければならないそうで、地域住民の結束の固さを物語っています。
作り手も、屋根を葺くのが得意な人、人形を作るのが得意な人、真紅を作るのが得意な人などが居るそうで、特に欄間や桂馬の細工人形を作る人はその氏名が張り出され、作品名も掲げられます。
欄間には日本の古くからの伝説や物語が掲げられるのだそうですが、今年はなぜか「ガリバー旅行記」が掛かっていました...結構、無節操なんですね(笑
実はボク自身、初めて訪れたのですが、余りの細工の細かさと、全てが食べ物で出来ている驚きで、ちょっとしたカルチャーショックを覚えました。
明日は還幸祭です。神輿の横で巡行ルートを貰ってきました。16:00頃に天神さんに来るらしいので、そちらに待ち構え、行列の勇姿を一目みたいと思っています。
皆さんも、お時間があれば、ぜひご覧になられてみてはいかがですか?
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瑞饋祭(ずいきまつり)
本社(北野天満宮)461-0005
1日:神幸祭(しんこうさい)
9:30 出御祭
13:00 行列出発→16:00 御旅所着
4日:還幸祭(かんこうさい)
17:00 着御祭
5日
15:30后宴祭(ごえんさい)(八乙女舞奉納)
御旅所(西ノ京御輿岡町)
1日:神幸祭(しんこうさい)
16:00 着御祭(八乙女舞奉納)
2日
10:00 献茶祭(表千家宗匠奉仕)
3日
15:00 甲御供奉饌(七保会奉仕)
4日:還幸祭(かんこうさい)
9:30 出御祭
13:00 行列出発→16:00 本社着
北野天満宮
〒602-8386
京都市上京区馬喰町
北野天満宮社務所
TEL. 075-461-0005
FAX. 075-461-6556
[開閉時間]
夏 午前5時 〜午後6時まで
冬 午前5時半〜午後5時半まで
[受付時間]
午前9時〜午後5時まで
[拝観自由]
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