published by Akila Ninomiya (design studio "PENCIL")
祇園祭の山鉾巡行で籤取らずの一番先頭を行くのが、一番有名な山鉾の「長刀鉾」です。
宵山で配られる厄除けの粽は、縁がある山鉾のをいただくのが良いとされていますが(ウチは縁あって占出山のを毎年いただいています)、そういう縁が無い方の"万能"の厄除けのお守りとして使われるのが、この長刀鉾の粽とも言われています。なので、京都の住宅地を歩いているときに玄関の上に飾られている粽の殆が長刀鉾のなのも、そういう理由だからだそうです。
さてそんな長刀鉾を始め、人が乗って巡行する山鉾の殆どは、宵山飾りの時に上がらせてもらうことが出来ます(唯一、北観音山は、知人の紹介が無いと町家にはいることすらできません)。但し、行列神事の先頭を切って厄災を祓う役割を持つ山鉾ですから、不浄とされる方を乗せない古くからの習わしを守っているところも幾つかあります。
その代表が長刀鉾です。今でも女性並びに忌中の方は鉾に上がれないようになっています。縁起担ぎが目的とされていますが、事実、女人禁制を解いてすぐに事故や巡行不能などの不可思議な現象が幾つもあったことで、経験則的に習わしとしてるのでしょう。
山鉾の上からの眺めは、女性ならずとも一度は見たいと思っている全国の京都マニアは多いのではないかと思い、数年前からチャレンジしてきた山鉾の内部からの360x180°パノラマ撮影ですが、今年、やっと本丸の長刀鉾の撮影を行うことが出来ました。
今年の宵々々山は終日の雨模様。そのせいか、いつも以上に鉾の上にのぼってる人が少なかったです。それが幸いして、撮影条件としては非常に良好でした。ぜひゆっくりと長刀鉾の中を御覧ください。
<参考>
□ 女人禁制とその緩和 - 祇園祭 - Wikipedia
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【祇園祭2010】長刀鉾内部
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