飛行神社 年次祭
昨日4/29は何の日でしょうか?普通の人なら「昭和の日(天皇誕生日とか言わないの!)」って言うんでしょうが、我が二宮家は違います。
1891年(明治24年)の4月29日に、その当時、陸軍丸亀歩兵第12連隊に所属していた二宮忠八という人物が、全く独力の研究によって動力飛行機の模型実験に日本で最初に成功した日でもあります。飛行機は、モデルになった鳥の名前から「カラス型飛行器」と名付けられました(「機」ではなく「器」という字にも忠八の人柄が)。その後忠八は、有人飛行機の設計に着手。軍は非協力的で資金援助も無く、設計だけはアタマの中でできるのでそれだけを心の拠り所とし、動力源さえ手に入ればいつでも試験飛行ができるようなところまで辿り着いたその時に、ライト兄弟の動力飛行機の有人飛行成功のニュースを知り、失意のうちにその模型を叩き割り、以後飛行機研究からは一切関わらなかったようです。ただ航空業界に大しては並々ならぬ思いがあり、晩年に住居のある京都・八幡市の岩清水八幡の麓に「飛行神社」を開き、永らく航空被災者を弔っておりました。
...とまぁ、ココまで来てこの熱い語りがなぜなのかウスウス感じて頂けてると思います。そう、二宮忠八翁は、ボクの曾叔父(ボクの曾爺さんの弟/ボクの爺さんの育ての親)に当たります。余りにマイナーな人ではありますが、意外と知ってくれてる人もチョコチョコ居て、数年おきにNHKで特集が組まれてたりしてるので、ご覧になった方も多いかもしれません。「知ってるつもり」にも登場したしね。
それで最初の話に戻るんですが、この4月29日は毎年飛行神社で年次祭が開催され、独自に調査した国内外の全ての航空被災者を弔います。ボクも親族の一員として数年前から列席させていただいています。
実はボクの家族は何故か他の二宮家とはちょっと離れて生活していたため、余り親戚付き合いがなかったのですが、ちょっとしたきっかけがあって、毎年この日になると色んな"二宮さん"にお会いできるので、とっても嬉しいです。
今日のムービーは、その飛行神社の拝殿を、年次祭が終わった直後に撮影させてもらいました。この飛行神社、鳥居は何とジュラルミン製!サスガです。
飛行神社
京都府八幡市八幡土井44
075-982-2329
年中無休
資料館
開館時間 9:00〜16:00
入館料 300円(中高生200円)
交通アクセス 京阪 本線「八幡市」より徒歩4分
◇参考サイト
■偉大なるパイオニアー二宮忠八(八幡浜市HP)
■二宮忠八のページ
◇参考文献
「虹の翼」吉村 昭著(文芸春秋)
「飛行機物語」鈴木 真二著(中央公論新社)