【祇園祭'07】平成女鉾清音会奉納囃子
今年の祇園祭もいよいよ終焉を迎えようとしています。
31日の疫神社夏越祭(いわゆる6/30に各社で行われる「夏越しの祓い」ですが旧暦で行われるようですね)を最後に今年の祇園祭を終えますが、それまで様々な奉納が行われます。
本日7/29には「平成女鉾清音会」という団体の祇園囃子の奉納がありました。
1994年に開催された平安建都千二百年事業をきっかけに「平成女鉾をつくる会」が発足し、1996年に「平成女鉾」が完成しました。御神体に「櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)」を勧進した、建立費約5千万円・鉾重量10t・高さ20mの本格的な鉾です。そしてその年に囃子方も募集され、「函谷鉾(かんこぼこ)」のベテランの囃子方の指導で、祇園囃子の練習が開始されたそうです。
元来祇園祭の山鉾は、女人禁制です(唯一の例外が南観音山)。
ただ、この現代においてそんな性差別も関係なく、みんなが楽しめるお祭りにしたいという時代性が、この女鉾を求めたのでしょう。そういう時代の流れで歴史に新たな側面が刻まれることは、非常に良いことだとボクは考えます。人が作り、人が育み、人に伝える「祭」だからこそ、その時代々々に新しい試行錯誤があっても良いと思います。それが認められれば100年も1000年も残っていくのですから!
そんな平成女鉾清音会の活動の一番のハイライトとなるのが、この八坂神社での奉納囃子です。
会のオフィシャルブログでも逐一、練習風景が紹介されていましたが、まさにその「本番」が今日だったのです。
実際に聴いてみると、やっぱり導入部分は緊張のためか音の縦が合わず、なんだか締まらない感じもありましたが、ちゃんと修正するところは練習の賜物でしょう。熟達した男性の囃子方衆による"こなれた"お囃子ではなく、まさに"初々しい"演奏になんだか微笑ましさも感じられました(所々、アヤしいところもありましたけどね)。
彼女達の参加によって、祇園祭がこれからももっと面白くなっていくことを期待しながら、このパノラマムービーを作成しました。来年はもうちょっと近づいて見てみたいと思います。
平成女鉾清音会 事務局
(へいせいおんなぼこさやねかい)
〒600-8009
京都市下京区四条通烏丸西入ル函谷鉾ビル4階
Fax:075-254-6655
e-mail:sayane-k@a7.shes.net
※賛助会員も募集中だそうです。
詳しくはウェブサイトをどうぞ。