初雪・ポッケ展 vol.1
去る12/15(水)から東洞院松原上ルにあるセレクトショップ「Mustard」の3階併設ギャラリー「3rd.」で開催されている京都在住の2人の作家コンビによるアクセサリーブランド「初雪・ポッケ」の展覧会にお邪魔しました。
様々な木の地色や木目を活かしながら作られる繊細な木彫作品が、天然石や淡水真珠などを嵌め込んだ彫金細工と合わさって、不思議な雰囲気を醸し出している「初雪・ポッケ」の作品は、耽美なのに陰鬱じゃなく、可憐なのに脆弱じゃない、とっても奥深い"大人"なアクセサリーです。単品の作品ではなく幾つかの小さい作品を組み合わせて一つに仕立てたこれらの作品は、見る人の想像力をかきたてます...まるで遠い外国の絵本を眺めるかの様です。
そしてこの作品群を展示している会場も必見です。
今まで洋服屋さんがギャラリーを併設しているところがあったでしょうか?
雑貨屋や家具屋、本屋などは幾つも見られるこの形態ですが、国内の有名無名を問わず店主の感性で集め揃えられたファッションデザイナー達の作品を一堂に会する"セレクトショップ"とい業種に於いては、ボク自身は初めて見たような気がします。店主自らが出会い、言葉を交わし、手に入れた自慢のファッションアイテム達だからこそ、定期的に「個展」という形でクローズアップするのは、何と自然なことでしょう。店主曰く「恵文社がやっている活動をファッションを通じて出来ないか」というコンセプトは、まさに妙の限り。
また店主が「服を引き立てるディスプレイは出来る限り自分たちで作りたい」と語っている通り、店内の至る所に目にするディスプレイされたアート作品のような小物群は全て自分たちの手作り。そしてその趣向はギャラリースぺースのしつらいに如何なく発揮されています。
個性的であり乍ら、極めて中庸なこのスペースは、どんな人にも心地の良い時間を与えてくれる事でしょう。
そして自分たちの選んだデザイナーの作品だからこそ、このスペースと作品のコラボレーションが成り立っているのだと思います。
街中からちょっと外れたところにある店舗ですが、会期が25日までやってますので、ぜひ皆さんにも足を運んでいただきたいと思います。
皆さんの心の琴線に触れる"何か"が見つかると、良いですね...そう、ボクはいっぱい見つけました。長いお付き合いができるお店になりそうです。
『初雪・ポッケ展 vol.1』
2007.12.15(Sat.)〜12/25(Tue.)
12.16(Sun.) 23(Sun.) 24(Mon.) は、デザイナーが在廊予定です。
1F Mustard
3F 「3rd.」
600-8401
京都市下京区東洞院通松原下ル燈籠町588番地
TEL&FAX 075-344-2455
open 13:00〜20:00
close Wed.
(土日祝 12:00〜20:00)