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2010/02/11 : 等伯縁の地

【等伯縁の地を巡る】本法寺巴の庭

http://www.tohaku400th.jp/
撮影地点を「マップ」で見る



今月2月23日から東京国立博物館平成館で1ヶ月間、そして再来月4月10日から京都国立博物館で1ヶ月間開催されてる、没後400年記念特別展「長谷川等伯」が開催されます。

皆さん、等伯の名を聞いて、どんな絵を思い浮かべますか?やっぱり殆どの人は、国宝「松林図屏風」でしょうね。
でも彼は敬虔な仏教徒であり、特に自身が信仰していた日蓮宗寺院に関わる多くの仏画を遺しています。
また一方で、絵師として、その時代の一大一派である狩野派に割って入るべく、様々な技巧とモチーフで精力的に活動してきた野心家でもありました。

そんな等伯は、皆さんもご存知、ここ京都が活動拠点でした。
そこで、いろんなご縁でボクもコラボレーションさせていただいている「becle」との連動企画で、長谷川等伯縁の地をPASで巡るツアーの"プレツアー"に参加させてもらいました。

そして、そのツアーの中で、普段はなかなかゆっくり撮影できない場所を、パノラマ撮影させてもらってきましたので、暫くお付き合いいだだき、これらのスポットを堪能していただけたらと思います。


とまぁ、上の文章ではかなり気負って書いてますが、実際のところ、普段なじみが多すぎるところばかりなので、何を書いてイイのやら、って感じです。
特に今日ご紹介する「本法寺」は、妻方の墓がココにあるので、普段は墓参りに訪れることしかない、とっても"普段着"なところです。
なので巴の庭の存在も知ってはいましたが、実際に入ってみることはありませんでした。勿論、宝物館なんてあることすら知りませんでしたし。

今回初めて入ったその本法寺のお庭は、非常に緑豊かで、四季折々の植物の移ろいを楽しむことが出来そうです。枯山水庭園が持て囃される京都のお庭ですが、こういった趣のお庭の方が、ボク自身は癒しを感じます(逆に枯山水庭園は哲学的で、思索に耽るのに良いですよね)。
一応、国の名勝なんですが、本当にマイナーですよ。今回こうして脚光を浴びることで、また"隠れ家"が一つ減ると思うと、京都在住者としては正直、寂しい気持ちにもなったりしますが、後世に遺すべき素晴らしいお庭であることは間違いありません。ぜひお越しいただければと思います。

さらに圧巻だったのは、宝物館にある国の重要文化財「釈迦大涅槃図」。縦約10メートル横約6メートルという、とんでもない巨大な絵です。しかも紙に描かれていますよ!重力に負けて破れないか...(頑丈に裏打ちされてるとは思いますが)。それだけデカい絵なので保存も大変で、普段は毎年3月頃に1度だけ虫干しも兼ねて展示をされるそうで、それ以外の時は写真複写の複製品が展示されています。しかしその複製品でさえ、余りの巨大さに息を呑む程です。こちらも"京都三大涅槃図"のヒトツなんだそうな。ま、選ばれて当然って感じられる程のスゴさです。これの実物、スゴいんじゃないの?

松林図屏風や楓図壁貼付もイイですが、展覧会にはコレも出展されますし、実は裏見所は、間違いなくコレになるんじゃないでしょうか?
実際に見て、驚いてくださいねー!(笑





本法寺
http://ja.wikipedia.org/wiki/本法寺_(京都市)

京都府京都市上京区
小川通寺之内上ル
本法寺前町617番地

TEL. 075-441-7997
FAX. 075-441-8100

10:00 - 16:00

宝物館、庭園は有料
大人・大学生・高校生・中学生 500円


没後400年 特別展 長谷川等伯

会場 東京国立博物館平成館(上野公園)
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
会期 2010年2月23日(火)~3月22日(月・休)
(※会期中、作品の一部に展示替えがあります)

会場 京都国立博物館
〒605-0931 京都府京都市東山区茶屋町527
会期 2010年4月10日(土)~5月9日(日)
(※会期中、作品の一部に展示替えがあります)

詳しくは特設サイトをご覧下さい。

http://www.tohaku400th.jp/

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