五山送り火
京都の夏は、祇園祭で始まり、そして五山送り火で終わると申します。
それほどまでに、風物詩として定着してしまった五山送り火ですが、なぜか京都に明るくない人はどうしても「大文字焼き」と言いたくなるようです。確かに如意ヶ嶽に灯される「大文字」形がクローズアップされているので、ついついそう言いたくなるのも分かるんですが、京都の送り火は、この正大文字だけでなく、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の4つを合わせた計五山の送り火の総称です。
ちなみに奈良でやってるのは「大文字焼き」。...そう、大文字焼きは奈良にあるのです。なのでゴッチャになると面倒なので、京都のは「五山送り火(ござんおくりび)」と呼んであげてくださいね。
で、五山送り火を鑑賞するメジャースポットは、市内に幾つかあるのですが、その中でも一番有名なのは、賀茂川と高野川が合流して鴨川になる出町柳三角州の西岸付近でしょう。ここから見る如意ヶ嶽の大文字は、それはもう見事のヒトコト。やっぱりみなさん、ここに集まってしまうワケです。他にも、西陣の船岡山は、船形と左大文字が間近に見え、さらに妙法も大文字も見えるという、絶好のスポット。TV局の撮影もココから行われるほどです。あと鳥居形は嵯峨野にあるのでどうしても街中からは見えないのですが、それを見るには天神川を超えるか、南の方から見るしかありません。そこで注目したいのは京都タワー&京都駅ビルの屋上。ココでは五山が全て見えるという絶好の位置にあります。どうしても全てが小さめにしか見えないのですが、5つ全部が見えるのは、かなり貴重だと思います。ボクは未だ訪れたことがないのですが、一度は行ってみたいなぁ...。
さて今日お届けするのは、大文字の点火30分ほど前の出町柳三角州の様子です。どれだけの人が待っているかが、わかって頂けるのではないかと思います。パノラマは"寄り"がとっても苦手なので、一応今回は、大文字がどこに灯されるのか、印を付けてみましたが、おわかりになりますでしょうか?(苦笑
ちなみに、大文字の点火時間は午後8時。その頃あたりはもう真っ暗です。
実はボクは撮影後いそいで西陣の自宅に帰り、家の近所の少し大きい通りに出たところから見える大文字を見て、ご先祖様をお送りしました。...そう、五山送り火は精霊送りなのです。近親者と共に先祖を送る大切なイベントですから、やはりココは自宅で過ごすのが一番なのではないかな、とボクは思います。
京都五山送り火連合会
http://www.gozan-okuribi.com/
午後8時点火:大文字
(東山如意ヶ嶽)
火床は全部で75
薪数600束、松葉100束、麦ワラ100束
※点火当日の一般の方の登山はできません
摩木の受付
15日 12:00~20:00
16日 6:00~14:30
銀閣寺門前 護摩木 300円
午後8時10分点火:妙法
妙:松ヶ崎西山 万灯籠山
法:松ヶ崎東山 大黒天山
妙の火床103、法の火床63
薪数400束、松葉170束
護摩木の受付 ナシ
午後8時15分点火:船形
西賀茂船山
火床は79、薪数400束、松葉130束
護摩木の受付
2日~15日(8:00~16:00)
16日(8:00~10:00)
西方寺門前 護摩木 300円
午後8時15分点火:左大文字
大北山
火床53、薪数350束
護摩木の受付
15日 9:00~15:00
16日 7:00~14:00
金閣寺門前 護摩木 300円
午後8時20分点火:鳥居形
嵯峨鳥居本曼荼羅山
火床は108、薪数108束
護摩木の受付
13日~15日 9:30~16:00
16日 9:00~15:00
化野念仏寺駐車場 護摩木 300円