CubicVRを実際に立体化してみる
QuicktimeVRやCubicVRは、パノラマ撮影したデータをコンピュータ上で仮想現実として見せる方法ですが、その空間そのものを実際に立体として見せられたら面白いんじゃないかな、という逆転の発想を思いついた方のサイトを今回はご紹介します。
■ Panoptics - immersive imaging, virtual tours, qtvr and panoramic photography
http://www.panoptics.co.uk/
イギリスはシェフィールドにあるフォトスタジオ「Panoptics Immersive Media Limited」のウェブサイトですが、ココは様々なアイデアで、パノラマ写真のありかたを提案しています。勿論、QuicktimeVRを使ったデジタルコンテンツではかなりの実績をあげているようですが、ココでは実際にパノラマデータを印刷した時のプレゼンテーションに着目してみましょう。
1つはパノラマ写真をポストカードとして販売しています。ただ普通のパノラマ写真では面白くないので、その辺は独自路線として、魚眼レンズで1発撮りした円形写真をそのまま使った円形のポストカードを用意しています。このアイデアは使えそうですね。日本では誰かやってみた人が居るんでしょうか?少なくともボクは存じ上げません。どなたかご存知の方、情報提供をお願いします。
そしてもう1つ、なんと印刷した紙を使って立体を作る方法を考えていました!それを「panogon」と呼んでいます。確かに天地方向/水平方向ともに360度の球面全てを撮影するCubicVRなら出来ることですが、実際にやってみるととっても面白い表現になっています。
ココでは立体化するのに2通りの提案をしています。1つは12面体の構造体の為に展開図テンプレートを作り、Cubicから新たにその展開図に変換して、その印刷物を切り貼りして構築します。
さらなるアイデアは、何と日本人にはなじみ深い「折り紙」を使った方法でした。日本人なら幼少の頃に誰もが作った「紙風船」折り紙をそのまま利用します。折り紙の普及が目覚ましく有名作家を多数排出しているイギリスならではのアイデアですね。
作り方と言えば、紙風船折り紙の為にテンプレートを用意し、それに変換したCubicVRデータを印刷して、あとは折り紙を作るだけ。このサイトには紙風船折り紙の作り方までpdfで用意してありました。サンプルデータpdfもあったので、ボクも早速ダウンロードして出力して折ってみたのですが、なるほどさすがによく出来てます。これならノベリティなどにも使えそうですね。
QTVRコンテンツの仮想展覧会も良いですが、印刷物としての現実の展覧会を開催する際には、面白いディスプレイが期待できそうですね。
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