PTViewerME2 - 携帯電話で全方位パノラマを

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現在のパノラマ生成ソフトウェアの基礎を築いた御大ことHelmut Dersch博士が久々に表舞台に登場した2007年は、パノラマ業界にとって非常にエキサイティングな年だなぁ、と実感します。PanoTools系ソフトも成熟の域に達しようとし、さらなるフィールドを求め様々な試みが行われていますよね。

そのHelmut Dersch博士が基調講演を行った「IVRPA Conference」や「PanoTools Meeting」で熱く語られていたのが、PanoramaToolsソフトウェア群の中の再生ソフト「PTViewer」を携帯電話に対応させたもの。その名も「PTViewerME2」。

PTViewerME 2: VR-Viewer for Cellphones and PDAs.
http://webuser.hs-furtwangen.de/~dersch/

携帯電話上での動作環境は、


  • Memory: 2 MByte heapsize, 100kByte JAR-size, card-memory to hold VR-data

  • Java-profile MIDP 2.0/CLDC 1.1, JSR 75 (card-access), JSR 184 (mobile 3D graphics).

  • Color display.


となっています。ちょっと敷居が高そうですね...って、日本の携帯で動くのか、コレ?
ボク自身、余り携帯デバイスに詳しく無いので、この辺のフォロー、誰かお願いします。

生成用テンプレート一式と、チュートリアルファイル(PanoToolsMeetingでのスライドショーPDF)が用意されていて、(恐らくは)誰でも容易に導入できるのだと思います。Nokia6230iで動作させているデモMPEGムービーは、残念ながらウチの環境では見ることが出来なかったのですがこれも導入に役立つことでしょう。全てGNU GPL2又はGPL3でライセンスされていますので、公開さえすれば改変も自由なソフトウェア群です。ここから新しい再生環境が構築されていくことを期待したいところです。
まずはダウンロードして試してみて下さい。そして試された方、どうぞコメントをよろしく!(結局、人任せかよ!<ヲレ)


ところで日本国内では、石川を拠点に独自路線の意欲的な活動をされているディーリンク株式会社の「パノラマスタジオPro」が、i-mode限定ですがJavaを利用したインタラクティブアプリを生成する機能を持っています。auの一部の機種でも見れるようですね。曽於他のau機種ややsoftbankではパノラマ画像を分割して静止画で送っていく表示方法を取っていますが、やっぱりリアルタイムにグリグリやりたいですよねぇ(苦笑)。全ての携帯をカバー出来ないところが、携帯サイト/アプリ開発の難しいところだと思われます。

ただ、こうしてフルデータのパノラマムービーから携帯電話対応データに変換することが出来るのは、既存のパノラマコンテンツホルダーにとっても新しい境地を得られるので、歓迎したいところですね。ボク自身は携帯デバイスのパノラマコンテンツはVR Podcastでお腹いっぱいな感もあるので、携帯Javaパノラマまで手を出そうか悩み中です。やっぱり誰か、人柱になって下さい。レポート、楽しみにしています。

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