あけまして、おめでとうございます。そして、2007年を振り返って。

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「QTVR Diary」をご愛読のみなさま、あけましておめでとうございます。
本年も、出来る限り途切れる事無く、継続的に更新できる様、頑張りたいと思います。
そして、国内外のパノラマ関連の最新情報を配信する『世界でほぼ唯一のメディア』として、より一層の尽力をして参りたいと思います。どうぞ宜敷くお願い申し上げます。


そして、2007年にパノラマ業界ではどんな事が会ったのか、年頭に当たって、改めて振り返ってみたいと思います。


2007年の衝撃ニュースと言えば、何と言っても5月の「GoogleMaps StreetView」に尽きると思います。ネット界の巨人、金にものを言わせてなんでも一番にならないと気が済まないGoogleが満を持して送り込んできたパノラマは、何と車載カメラからの流し撮影による、道路沿線をくまなく網羅するパノラマナビゲートマップでした。今では、余りに無作為に撮影する行為そのものが人権侵害であるとして、訴訟にまで発展しているので、今後の展開もどうなるか分かりませんが、このアーカイブによって、パノラマムービーが身近な存在になったような気がします。

また同じく5月のIVRPA年次総会では、PanoramaToolsの父、Helmut Dersch博士が久々に表舞台に戻ってきました。
IPIXとの訴訟などで開発が滞っていたPanoramaToolsですが、久々のDersch博士の復活で、今後も面白い技術がどんどん開発されることでしょう。期待しても良いでしょうね。


そして2007年は、HDRパノラマ元年と言ってもイイと思います。技巧技法は存在していましたが、実際の普及には至っていなかったと思います。それがPTGuiPro及びREALVIZ StitcherUnlimitedというパノラマスティッチソフトの2大巨頭が、HDRIパノラマ生成ワークフローを引っさげて新リリースされたのも、2007年のことでした。これ以来、様々な場所でHDRによるパノラマ画像が多用されているような気がします。
さらにAdobePhotoshopCS3というIntelMac完全対応のAdobe製品がやっとリリースされ、次世代パノラマ生成ワークフローのメインソフトがやっと出そろった感もありますね。

ソフトと言えば、Windowsの世界では定番ソフトとなっていたPano2QTVRがPano2VRというソフトに名前も変わって、Win/Mac/Linuxに対応したのも、業界的には衝撃的でした。特にMac版ソフトではムービー変換ソフトがCubicConverterの独壇場だったので、これで一気に勢力図が変わるかもしれません(...が、使用感のクセも強く、ボク自身は使い分けしてますけどね)。

ハードウェアで言えば、大幅にラインナップが増えたのは、伊のパノラマ機材メーカーAgno'sでしょうか。ボクもどれだけお世話になった事か!また低価格マウントの定番NodalNinjaのプロ仕様モデルが出たり、Kaidan360Precisionsの新製品も出たりして、業界が少しずつ拡大しているのも目に見えて分かったりします。
年末にはSIGMAが10mmF/2.8対角魚眼という、パノラマクリエイターのためのレンズと言える1本をリリースしましたよね。Nikkor10.5mmF/2.8の対抗馬となるんでしょうか。こちらは近々このブログでレポートしたいと思います。ご期待下さい。


ここまで簡単に振り返ってきましたが、パノラマ業界も少しずつではありますが、ちょっとずつ拡大傾向にあるのではないかと思われます。機材やソフトの充実ぶりが如実に物語っていますね。またFlashによるパノラマムービーの台頭は、今後のパノラマの普及に大きく寄与する予感がします(恐らく2008年はFlashパノラマ元年になるのではないか、とひっそり予言なんかしたりして...)。

今後も色んな意味で注目すべきパノラマ業界ですが、日本だけでなく世界の最新の情報をいち早く"日本語で"お届けしたいと思っています。どうぞ2008年の「QTVR Diary」も、ご期待ください。

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