EnfuseのGUIフロントエンド「Bracketeer」

  • comment:0
  • | trackback:0

昨日に引き続き、オープンソースのHDRI生成エンジン「Enfuse」のGUIフロントエンドソフトのもうひとつ「Bracketeer」をご紹介します。

Bracketeer
Bracketeer 2.5.4 ($19.95)
http://pangeasoft.net/pano/bracketeer/

バージョンはかなり大きいですが、最初のリリースは2008年に入ってからの事。まだ1ヶ月半ほどでこれだけの開発バージョンが上がっています。その進化は際のXfuseの遥か前を進んでいると行って良いでしょう。

まず上記サイトからダウンロードした「bracketeer.dmg」をダブルクリックして、デスクトップにディスクイメージがマウントされます。その中の「Bracketeer」フォルダを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップして下さい。これでインストールは完了です。
本製品は有料ソフトです。料金を支払わない場合はDEMOバージョンとして扱われ、ファイルが保存されない他、プレビュー画面に「DEMO」の大きな文字が入ります。ソフト起動時にシリアルナンバーを要求しますが、「Demo Mode」ボタンをクリックするとそのままDEMOモードで利用することが出来ます。
(近々購入予定ですが、未だ購入してませんので、今回はDEMOモードでの検証となります)

ソフトの画面は以下のようになります。
Bracketeer画面
(画像をクリックすると拡大します)

ソフトの機能は以下のようなになると思われます。
(ボクも全て試したわけではありませんが)

  • 左上スペースに合成する画像群をまとめてドラッグ&ドロップさせて読み込む。
  • Equirectangularパノラマ画像なら、「VR」ボタンでプレビューできる。
  • 最大10枚まで合成処理できるし、読み込んだ画像のうち、合成に使用する/しないを「Use」チェックボックスで指定できる。
  • 読み込みさえすれば、画面左上に自動的にEnfuse生成データのプレビュー画像が出てくる。
  • 「Blend around the -10/+180 boundary」をチェックすることで、パノラマムービー化したときの継ぎ目なくブレンド合成する。
  • 最新の表色規格「CIECAM02」に対応。
  • 画像キャッシュのカスタマイズによる速度向上。
  • 「Fusion Options」により様々な設定が可能。
  • 出力結果はTIFF、JPEG、PSD、PNDなど様々なフォーマットに対応。また直接Photoshopを起動してファイルを開くことが可能に。
  • 自動化はフォルダ単位で設定が可能に。

出力結果そのものはEnfuseなので、昨日のサンプルに準じます。

そこで昨日のサンプルをご覧になってお気付きかと思いますが、HDR合成後のイメージは非常にシャープな画像でした。そう、このEnfuseはHDRI特有のゴーストを極力抑えられる仕様になっているようです。今までこのゴーストに悩まされてきたHDRI作りに光明が見えませんか。

今回ご紹介した2つのソフトも、今後益々開発が進み、より使いやすいインターフェイスになることを期待したいですね。
残るEnfuseのフロントエンドは、そう開発元にもなったパノラマ画像生成ソフト「hugin」です。こちらは時間をおいてご紹介します。もう暫くお待ち下さい。
それまで、このシャープで自然なHDRパノラマを堪能してみて下さい。

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメントする

日本唯一のパノラマ画像/VRムービーに関する企画・制作から、セミナー、ソリューション開発・販売に至る、あらゆる業務を行っています。

» パノラマの知名度は今や一般大衆レベルです。

近年パノラマコンテンツは、Googleストリートビューに代表される地図の付加情報としてのパノラマVRムービーの台頭で非常に注目を浴びていますが、その表現力はそれだけに留まらず、多方面で利用されるパノラマヴァーチャルツアーコンテンツ、ギガピクセルクラスの超高解像度パノラマコンテンツ、さらには、360°全方位パノラマ動画が、ライブ配信されるまでになっています。

» 他社を圧倒する経験値が皆様をサポートします。

このような、あらゆるパノラマコンテンツを総合的にプロデュース出来るのは、15年来培ってきたパノラマ制作のノウハウと、2005年から発信してきた「QTVR Diary」での情報の蓄積の賜物です。

» 常に業界をリードし続けます。

世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログ「QTVR Diary」の知名度は、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴びています。国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、いち早くパノラマ業界の専門情報をお届けしています。

» 新しいソリューションを常に開拓し続けます。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、日々研鑽を重ね、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、努力してまいります。

<サイト内リンク>

<姉妹サイト>

<連絡先>

design studio "PENCIL" 二宮 章
〒602-8237
京都府京都市上京区
 大宮通一条下ル梨木町189-5
075-417-3062 (office)
075-417-3063 (fax)
090-9628-6263 (au)
080-3832-2352 (iphone)
ninomiya@pencil-jp.net