魚眼レンズNikkor10.5F/2.8のレンズフードを削ってセミ円周魚眼レンズに改造する

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光学特性に非常にすぐれ、クリアな像を写すことで定評のある、パノラマクリエイターにはお馴染みのニコン製魚眼レンズ「AF DX Fisheye-Nikkor ED 10.5mm F2.8G」(通称"ニコン10.5mm")は、ニコンのAPC-SサイズCCD「DXフォーマット」専用に開発された対角魚眼レンズです。

これをフルサイズのデジタル一眼レフカメラで利用すると、かなり像がケラれます。
この抜けた部分はレンズ前面のサンシールド用レンズフードによって遮られた部分になりますので、これを削ることで出来るだけ撮像部分を増やしてフルサイズDSLRの特性を余すところ無く発揮してみたいと思うのは、人情なのでしょうか...。

で、そんな蛮行を実際にやってみる人が、実は後を絶ちません。あくまでも「イイ写真」を得る為にリスクを背負ってでもやる価値ある改造なのでしょうね。
実際のレポートが、幾つかのサイトで上がっています。

まずは「From Paris」のEric Rougier氏が実際に改造した10.5mmで撮った作品を自身のサイトで掲載しています。

Quicktime VR (360°/180°) with 3 shots with a Nikon 10.5mm on a Canon 5D
Quicktime VR (360°/180°) with 3 shots with a Nikon 10.5mm on a Canon 5D
http://www.fromparis.com/html/technical_us_quicktime_vr_canon_5D_and_nikon_10.5mm.php

現時点での最強タッグと言われている「Canon5D + Nikkor10.5mm」の組み合わせだと、3ショットでCuvicVRが作れますよ、というお話です。
水平方向には200°の画角(HFOV)が得られるので、3枚でも十分合成可能とのこと。これもレンズフードを削った結果得られる写真だからこと、出来る芸当です。この場合水平回転だけで良いので、パノラママウントにはManfrotto303+を使っていますね。

さて実際にこのレンズフード、どうやって削るかというと...かなり難物らしいです。
レンズ筐体の一部になっているので、パカっと外れるようなものではなく、切って削って慣らして...を繰り返さないと実現できないようです。しかもレンズ面ギリギリに加工するので、ちょっとでも手元が狂うとレンズに傷が入ってしまうので、作業は非常にリスクを伴います。

実際の加工方法は、こちらで紹介しています。

Sawing the sun shield
Sawing the sun shield (Michel Thoby)
http://michel.thoby.free.fr/Adaptateur_EOS_Nikon/Sawing-off_the_sun-shield.html

ノーダルポイント(=ノーパララックスポイント)調整法で有名なMichel Thoby氏が紹介しています。

チャレンジして見たい方、ぜひ参考にしてみて下さい。

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