GigaPan Epic リリース!そして...

  • comment:5
  • | trackback:0

先日のオバマ大統領就任演説の時に撮影された超巨大解像度パノラマで露出が急激に増えた画像撮影システム「GigaPan」がバージョンアップしました。
その名も「GigaPan Epic

GigaPan Systems: EPIC Imager
GigaPan Systems: EPIC Imager ($379.00)
http://www.gigapansystems.com/mm5/merchant.mvc?Screen=PROD&Store_Code=GS&Product_Code=I-E1&Category_Code=GPI

GigaPan Systems: EPIC Imager

一昨年の夏よりベータテスターを募集していた「GigaPan Imager」は、非常に貴重な募集人数だったようで、日本国内のレポートではこのブログでも何度かご紹介していますが、テクノロジーライターの大谷和利さんだけだったようです。それが昨年の8月よりベータテスターの追加募集が始まり、ボクもその先鞭をつけさせてもらいました。現在、ボク自身はオリンパスの「CAMEDIA SP-565UZ」を使ってサンプル撮影を行っています。そして日本国内でも続々とベータテスターが増えて来ていました。
そして去る1月27日に、GigaPanのユーザー専用フォーラムにてリリースのアナウンスがあり、即刻オフィシャルサイトもリニューアルされていました。

「GigaPan」の基本概念は『安価なカメラと安価な自動撮影機材を用いて、世界中の空間アーカイブを構築する』ことにあり、その具現化するアーカイブソースを作る基本ハードウェアが、この「GigaPan Epic」だと言っていいでしょう。
写真からもお分かりの通り、使われているカメラは、家電量販店で2〜4万ぐらいで売られているコンパクトデジタルカメラです。制約と言えば、マニュアル撮影が出来ることだけでしょうか。あとはコンパクトであることと、バッテリーの持ちが良いことが条件に挙げられます。

あとは、焦点距離に合わせて水平/垂直の撮影角決定して開始ボタンを押すと、メカニカルにシャッターが切られていきます。
原則的にはマニュアルフォーカス(焦点:無限遠)ですが、シャッタースピードに合わせてシャッター間の時間が変更できたりもしますので、自動パノラマ撮影のメカニカルな基本動作は全て制御できると言って良いでしょう。カメラの調整を一切行わない潔さが、このシンプルなシステムの成功を約束しています。

撮影したデータは「GigaPan Stitcher」でスティッチ(結合合成)を行い、「GigaPan Uploader」でパノラマ画像投稿サイト「GigaPan」に投稿アップロードすることができます。両方とも、ユーザーサイトから無料でダウンロードすることが出来ます。スティッチに関しては他のソフトを使っても構いません(フリーウェアなら「hugin」、製品ソフトなら「PTGui」か「AutopanoPro」がお勧めです)。
ちなみに使用環境は、WinがXP/Vistaですが、Macは10.4.11以上でIntelMacオンリーです。

使用時の電力量は単3乾電池6本と中途半端に多いですが、1カット数百枚の撮影をしなければ、6本1セットの電池で10回そこそこは撮影が出来るんじゃないかな。大谷さんも使ってましたが、ボクもエネループを使用しています。交換が面倒なのですが、オプションパーツとして電池ホルダーが売られていますので、本体購入時に一緒に買っておくと便利ですよ。交換用装着ネジなんかも別売りで用意されていて、サポート体制がしっかりしてきた感があります。

GigaPan Systems: Gigapan Imager Replacement Parts
http://www.gigapansystems.com/mm5/merchant.mvc?Screen=CTGY&Store_Code=GS&Category_Code=GPI_RP

ところで、GigaPanの大原則がその"コンパクト性"にあることから、高機能なコンパクトデジカメ(高倍率ズームや多機能系の高額なコンデジですね)は、少々無理をしないと装着できない仕組みになっています。
先代の「Gigapan Imager」も「GigaPan Epic」も、その構造に変化は無さそうです。ボク自身SP-565UZを装着していますが、正直ギリギリです(ちょっと無理してます)。

そこで朗報!
大きめのコンデジに加え、小型のデジタル一眼レフカメラ(DSLR)が装着可能な別モデル「GigaPan Epic100」が、もうすぐリリースされる予定です。
但しサイトの使用可能カメラ一覧ページにも書かれていますが、3ポンド(1.4kg)以上の荷重は保証外だそうで、重量級のズームレンズやフルサイズDSLRは使用を避けて欲しいとのこと。ここまで来ると、もっと高い他のメーカーの機材を買え、ってことですね(苦笑

Gigapan Systems Online - Digital Cameras
http://www.gigapansystems.com/compatible-cameras.html

ちなみに今回の提供は、ベータテスターではなく正式販売という形を採っています。
既に日本国内からも注文された方がいらっしゃるようですが、注文の数時間後には発送通知が来たそうで、今なら即納が可能みたいですね。

自動撮影したデータをほぼ全自動で合成して、アップロードもボタン一発!
とっても簡単に超高解像度パノラマ画像を作ることが出来る「GigaPan Epic」、そろそろ皆さんも手に入れてみませんか?!


< ネタもと >
巨大パノラマ写真撮影ロボット「The GigaPan Epic」 - Engadget Japanese
Panorama-ダルマのつぶやき Gigapan imager が Gigapan EPIC imager にバージョンアップ


2009年2月14日(土)16:00〜18:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
親睦会(参加費6,000円)の参加申込もこちらからどうぞ

QTVR Diary -OFFLINE- vol.8

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメント(5)

「GigaPan Epic」を注文しちゃったのは私ですw

で・・・

もう届きました・・・・
UPSを使ってるとはいえ、オーダー入れてから約38時間後には手元に^^;

え~っと、早すぎて心の準備がww
とりあえずは、ブツが届いてしまった報告です

>えんどうさん江
エ、エ...もう届いちゃったんですか!すっげ〜〜〜〜!
まるで国内発送通販じゃないですか!
(通関手続き、そんなに早く済みますっけ?)

とりあえず、色々レポートお願いしますね(笑

荷物追跡の情報を見ると・・・・
貨物が開いて通関通るまでが30分しか記録されていません
9:46飛行機着→11:46空港上屋スキャン(輸入)→12:12通関処理中→12:12通関通過→13:23国内センター→14:49配達

急ぐ物を買うこと無いのでUPSとか使わずにUSPS使うのが殆どだったりするのですが、通関で半日~1日がほとんどでした
それなので、荷物追跡の情報で通関に入ったのを見て、明日には届くかな~っと思ってたら、UPSの人が来てびっくりしました^^;;

レポは一通り使うまでを載せる予定ですが・・・・
あまりの早さに、他の使ってる方の話を見たりの下調べが追いついていません

ご無沙汰してます。
以前、セミナーに参加させていたいだいたばばです。

いよいよ本格発売ですね。

http://www.pdngearguide.com/gearguide/content_display/news/e3i13737d33d3dd0ebeafa77a66d51b768f

ここみると、Epic 100は449ドルみたいですね。

(遅レス御免>ALL)

>えんどうさん江
ブログ拝見させていただきました。
メニューは、初代GigaPanイメージャーと、全く変わりないですね。
商用販売ということで、外見の違いで、メカの露出が無くなったことぐらいかな。
他にどこが変わったんやろう?

>ばばさん江
EPIC100は未だ販売日が決まりませんね。
コンパクトDSLR向けということで、こちらもプロ向け製品ではないようなので、
本当に欲しい人は、1Ds用とかD3用のモーターマウントとかは、自作するんやろうなぁ。

関西圏でEPIC買った人、見比べしてみませんか?>どこの誰か

コメントする

日本唯一のパノラマ画像/VRムービーに関する企画・制作から、セミナー、ソリューション開発・販売に至る、あらゆる業務を行っています。

» パノラマの知名度は今や一般大衆レベルです。

近年パノラマコンテンツは、Googleストリートビューに代表される地図の付加情報としてのパノラマVRムービーの台頭で非常に注目を浴びていますが、その表現力はそれだけに留まらず、多方面で利用されるパノラマヴァーチャルツアーコンテンツ、ギガピクセルクラスの超高解像度パノラマコンテンツ、さらには、360°全方位パノラマ動画が、ライブ配信されるまでになっています。

» 他社を圧倒する経験値が皆様をサポートします。

このような、あらゆるパノラマコンテンツを総合的にプロデュース出来るのは、15年来培ってきたパノラマ制作のノウハウと、2005年から発信してきた「QTVR Diary」での情報の蓄積の賜物です。

» 常に業界をリードし続けます。

世界でも類を見ないパノラマ関連情報専門ブログ「QTVR Diary」の知名度は、リソースの少ない日本だけでなく海外からも注目を浴びています。国内外のメーカーからの情報やソリューションサンプルの提供を受け、いち早くパノラマ業界の専門情報をお届けしています。

» 新しいソリューションを常に開拓し続けます。

今後ますます増え続けるパノラマのニーズに対応すべく、日々研鑽を重ね、多くの方々にパノラマを楽しんで頂けるよう、努力してまいります。

<サイト内リンク>

<姉妹サイト>

<連絡先>

design studio "PENCIL" 二宮 章
〒602-8237
京都府京都市上京区
 大宮通一条下ル梨木町189-5
075-417-3062 (office)
075-417-3063 (fax)
090-9628-6263 (au)
080-3832-2352 (iphone)
ninomiya@pencil-jp.net