002. PangeaVR Pro : パノラマ系iPhoneアプリ徹底ガイド

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来月4月11日のイベント「QTVR Diary -OFFLINE- vol.9」で特集するパノラマ系iPhoneアプリのお話の予習として企画した、iPhoneアプリレビューサイト「AppBank」コラボレーションコラムの第2弾は、先日ご紹介したベストセラーパノラマプレイヤー「PangeaVR」の有料版、「PangeaVR Pro」です。


PangeaVR: VR Panorama viewer for Apple iPhone(1,700円)
http://www.pangeasoft.net/pano/pangeavr/index.html
(Appのダウンロードは、こちらから)

このHOME画面のスクリーンショット(右)を、前回のPangeaVR(左)のと今一度、見比べてみて下さい。何かが違うと思いませんか?

違うところが2カ所あるのに気付いてもらえましたか?それこそが、無料版と有料の"Pro"版の大きな違いです。

まず1つは、画面下のメインメニューに白フチ赤丸に白字で数字が入ったことです。各メニューに現在幾つ登録されているかがヒト目で分かるようになりました。
この数字があることで、画面が締って見えるような気がしませんか?また数字があることでこのメニュー項目の存在感がグっと増したような気がします。ボク自身、この数字があることだけで、「PangeaVR Pro」の存在意義は非常に高まったのではないかと考えますか、皆さん、どう思われますか?

「Browse」には、現時点で登録されてるポートフォリオの数が...そう、前回チラっとお話した、全部の登録数をどうやって数えたか?は、実はこの数字だったんです。現在でもどんどん増えていて、このスクリーンショットを取った数日前と、本日では、この数字が実はもう違っていたりします。
「Bookmarks」には、自分がブックマークしているポートフォリオの数を示しています。ちなみに表示されてる「14」という数字は、全ポートフォリオの中からボクが探し出した日本からの現時点での作品出展者の数です。

そして「Archives」というメニューにも数字が振られています。これこそが2番目にして有料版最大の追加機能の「ダウンロード数」、そう「PangeaVR Pro」になってiPhone内にパノラマコンテンツをダウンロードして保存しておくことが出来るようになったのです。
ここでは、実際にダウンロードする方法をご説明してみましょう。

基本的には、サーバに置いてあるポートフォリオXMLファイルのURLが分かっていることが大前提になります。
「Enter URL」ボタンをタップして、ポートフォリオXMLファイルのURLを直接入力する画面を開いて下さい。

すると、「PangeaVR」の時には無かった「Archive Portfolio」というボタンが新しく作られていることを見つけることが出来ます。
下の英文を訳してみると、こんな感じでしょうか。

「Archive Portfolio」ボタンをタップするとポートフォリオが読み込まれ、記されている全てのパノラマJPEGファイルをiPhoneの中にダウンロードすることが出来ます。ダウンロードはPangeaVR Proが起動している間にバックグランドで行われ、ダウンロードが完了すると終了の合図が表示されます。このプロセスは非常に長時間に渡る恐れがあります。一度に1つのポートフォリオしかダウンロードできないので、他のポートフォリオをダウンロードするには、プロセスが完了するまで待たなければなりません。

上段の入力スペースにURLを手入力して「View」ボタンをタップすると、PangeaVRと同様にそのポートフォリオに記されているパノラマコンテンツのリスト画面が表示されますが、ここでは「Archive Portfolio」ボタンをタップしてみましょう。
前回同様、サンプルポートフォリオを利用してみましょう。URLは以下の通りです。

http://www.panoramania.jp/sample/pangeavr/portfolio.xml

最後まで打ち込んで「Archive Portfolio」ボタンをタップすると、JPEG画像をダウンロードしてるプロセスが表示されます。大量にダウンロードしなければならないときでも、バックグランド処理してくれますので、PangeaVR Pro内の他の画面に移動していても、ダウンロードはし続けています。処理が完了すると以下のような画面が表示されます。

この案内画面は、バックグランドで処理してる時にもその開いてるページで出て来ることがあります。

サンプルポートフォリオには、2つのパノラマコンテンツが入っていますので、画面最下段の「Archives」メニューには「2」の数字が入ったことが分かります。

ここで「Archives」をタップして、画面を開いてみましょう。

アーカイブページでは、他のリストの時のようにサムネールや説明文などは表示されず、パノラマJPEG画像とそのタイトルしか表示されません。
リストを上下にフリックして見たいパノラマコンテンツを選び、「View Archived Panorama」ボタンをタップすると、選択したパノラマが開きます。
ダウンロード時にはポートフォリオに記載されている全てのコンテンツをダウンロードしますので、後から不要なものを削除するには、Archivesのリストで削除したいコンテンツを選択し、ゴミ箱ボタンをタップするだけです。

この一連のプロセスを動画にしてみましたので、ご覧下さい。
(6分25秒)

なお、大量の項目数があるポートフォリオでは、ダウンロードが巧くいかないことがあり、このバグに関しては未だに解消されていないようです。
事実、「VR Podcast for iPhone」に関しては、ダウンロードが未だにうまくいきません。

さらに裏技として、「Browse」をタップして表示されるポートフォリオリストの全てのコンテンツを、ダウンロードする方法もあります。
そんなに難しくないのですが、どこにも載っていないので(メーリングリストでも見たことが無い)、一応"裏技"としておきます。
こちらに関しては、4月11日のイベント「QTVR Diary -OFFLINE- vol.9」でご紹介したいと思います。


パノラマクリエイターが自分自身の作品を持ち運ぶ際にiPhoneに入れておけば、無理に重いノートPCを持ち運ぶこともなく、まだ人に触ってもらってその感動体験を味わってもらうことでコンテンツの意義を深めてもらうことが出来ます。
iPhoneを手に入れるまで、"フルスクリーンパノラマ"は、あのパソコンの大画面で見るから迫力があるんだと思っていたんですが、このPangeaVRを入手してからは、その概念が覆されました。iPhoneの決して大きいとは言えない(携帯デバイスの中ではもちろん大きい部類ですが)この画面イッパイに広がるパノラマコンテンツは、小さいながらも非常に没入感を感じることが出来ます。結局「周りにフチがない」という存在そのものがフルスクリーンの没入感の定義だったのかと、体験して初めて知りました。
そういう意味においては、iPhoneというデバイスは、ごく接近した人にパノラマコンテンツを人に見せる非常に効果的なツールになるのではないかと思います。この未来的なUIが相俟って、今までPCのモニタ上でフルスクリーンパノラマVRコンテンツを見た人でさえ魅了させる"何か"を感じさせてくれます。

そんな時に役に立つのが、パノラマコンテンツの読み込み時間が非常に短いダウンロード系プレイヤーだと、ボクは考えます。

但し、実はボク自身この「PangeaVR Pro」は、余り使っていません。しかも1,700円という写真系アプリの中でもかなり高額なアプリなので、人にはお勧めしていないのが実状です。
iPhoneを何も言わずに触ってもらうときに、iPhoneをグルグル回してもコンテンツの角度が変わらない"あの"秀逸なインターフェイスは驚きを与えてくれますが、しかしパノラマコンテンツをじっくり触ってもらいたいときに、正直ジャマになってしまうことも多いです(パノラマをグリグリせずに、iPhoneをクルクル回してそれで終わり、みたいな....)。しかも自動スクロールが続かないので、iPhoneを怖がって全く触ってくれない人に、触らなくてもパノラマコンテンツをゆっくりと見てもらう、なんていうことも出来ません。

基本的にPangeaVRは"iPhoneを楽しむアプリ"であって、パノラマを楽しむアプリではないのかもしれませんネ。


そこで次回は、PangeaVRと並ぶダウンロード系パノラマプレイヤー「CubeWorld」をご紹介します。
正直に言います。ボクはこれしか使ってません。パノラマクリエイター必携のアプリは間違いなくこちらだと断言します。

さぁ、どんな仕組みなのか...どうぞ次回も、お楽しみに!



2009年4月11日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
懇親会(参加費6,000円)の参加申込は「パノラマニア」の専用トピックからどうぞ

QTVR Diary -OFFLINE- vol.9

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