005. Pano : パノラマ系iPhoneアプリ徹底ガイド

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来月4月11日のイベント「QTVR Diary -OFFLINE- vol.9」で特集するパノラマ系iPhoneアプリのお話の予習として企画した、iPhoneアプリレビューサイト「AppBank」コラボレーションコラムの第5弾は、前回に引き続き、もう一つのリアルタイムパノラマ合成アプリ「Pano」をご紹介します。

Pano for iPhone
Pano for iPhone
http://debaclesoftware.com/
(AppStoreのダウンロードは、こちらから)

この「Pano」も前回ご紹介した「Panorama」と同様、iPhoneのカメラで撮った写真を"その場で"パノラマ合成するアプリです。
リアルタイム合成しか出来ず、さらに合成時の待ち時間がそこそこあるので、独りでじっくりパノラマ写真をiPhoneで撮る時に適したアプリと言えるでしょう。
また機能が非常にシンプルで、撮影ステップ回転角が30°と「Panorama」に比べて少ない撮影枚数で長いパノラマ写真を作ることが出来ます。但し6枚、180°までしか繋げられません。

その使い勝手がどういうものか、「Panorama」と同時間に屋外で使ってみたところを映像にしました。

「Pano」は非常に優れたレンダリングエンジンを搭載していて、仕上がりが奇麗なことで名を馳せたアプリです。
露出やホワイトバランスの補正に定評があり、さらにブレンド合成が優秀で、出来上がったパノラマ写真は、PCで作ったものと遜色の無い仕上がりになっています。
また「Pano」も「Panorama」と同じように、当初はランドスケープ(横位置)モードしか搭載していなかったのですが、バージョンアップによりポートレイト(縦位置)モードにも対応しています。

では、どのように作っていくのでしょうか。概要をご説明しましょう。

上の画像は、起動画面です。これがしばらくすると、もう横位置(ランドスケープ)での撮影モードに入ります。

ココで「Cancel」ボタンをタップすると、ダイアログが出て来ます。

「Quit Pano」Panoを終了する
「Switch to portlait mode」ポートレイト(縦位置撮影)モードに切り替える
「Resume Shooting」撮影を続ける

ココで、ポートレイトモードに切り替えてみましょう。

こんな画面になりました。同じように「Cancel」ボタンをタップすると、ランドスケープ(横位置撮影)モードに切り替えることができます。

さてこのまま撮影してみましょう。まず1枚撮影します。
ランドスケープモードの時の最初の画面で表示されている「Take the leftmost photo」とあるように、Panoは左から右へとしか撮影できません。なので、パノラマ写真の左端になるような位置の写真を最初に撮ることになります。これはポートレイトモードの時も同じです。

左端の写真を1枚撮ると、以下のような画面に切り替わります。

この写真を使うか、撮り直すか聞いて来ますので、素直に使ってみましょう。すると画面が切り替わり、先に撮った写真が1/4ほど半透明で表示され、次に撮る写真のガイドとなります。これに重なるように次の写真を撮り、「Use Photo」ボタンをタップして、どんどん撮っていきましょう。

終了したいときは、次の撮影時に「Cancel」すると、真ん中の白いボタン「Make my panorama now!」が出て来ますので、これをタップすると、「Merging...」とプログレスバーが出て来て、合成作業が始まります。Panoの最大撮影枚数の6枚目を撮り終えると、自動的にこの合成作業が開始します。
終了するとフォトアルバムに自動的に保存され、「Your panorama has been saved to your photo album.(あなたのパノラマ写真がフォトアルバムに保存されました。)」という画面が出て来ます。これでPanoは終わりです。Panoは1回の起動で1枚のパノラマしか作ることが出来ません。新たに作る場合はHOMEボタンを押して一度終了してから、再度Panoを起動して下さい。

ちなみに最後の画面の左下の「Pano Tips」ボタンをタップすると、Safariが起動してPanoの利用に関するFAQのサイトにリンクします。

Pano for iPhone: Tips and FAQ
http://debaclesoftware.com/faq.html


如何でしょうか?
このアプリ、1回の起動で1枚のパノラマしか作れなかったり、右から左に回せなかったりして、いろいろと不自由を感じるのですが、アメリカでは非常に人気があるらしく、何と「2008 Best App Ever Awards」で、「2008 Best Photography App」に選ばれています。しかも日本でも超定番のToyCameraDarkroomCameraBagを差し置いての選出ですから、アメリカ人のパノラマ人気って、そんなにスゴいんですか?


ボク自身の感想としては、前回の「Panorama」と今回の「Pano」は、iPhoneでパノラマが"一応撮れますヨ"程度のものだと思っています。何せiPhoneって、写真と撮る行為に向いてない筐体なんですよ。皆さんどうやって持ってるんでしょうか?ボクは非常に持ちにくさを感じます。しかも手ぶれ防止機能なんて最初から付いてませんから、とにかくとってもブレやすい!こんななのに、パノラマ合成がリアルタイムでないと撮れないのは非常に辛いです。1枚撮って次の写真を撮るまで、その位置でずっと待ってないとイケナイんですよ。普通のデジカメでも結構しんどいのに、iPhoneだと、とっても辛くないですか?4枚目とかいこうものなら、撮る時にプルプル震えてしまいます。
そんなのに350円(Pano)って払う価値あるのかな?って、正直感じてしまいます。ましてや1,200円(Panorama)なんて...ねぇ?(苦笑

iPhoneでパノラマを作るときには、先に何枚かバンバン撮っておいて、後からフォトアルバムから読み出してじっくり合成する方が、完成度の高いパノラマ写真が作れるんじゃないかな、と思います。または、撮ってから次の写真を撮るまでのタイムラグが限りなくゼロに近いものが良いんじゃないかな、と思ったりします。

そこで次回は、そんな撮影プロセスから合成プロセスまで、待ち時間を感じることなく全てのプロセスがエンターテイメントになっている、そんなパノラマアプリをご紹介します。お楽しみに!



2009年4月11日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
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QTVR Diary -OFFLINE- vol.9

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