平行移動した複数視点のパノラマ画像で、水平軸を真っ直ぐにする

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ボクたちのような"パノラマ屋"が行う通常の撮影では、レンズの焦点中心(ノーダルポイントとかノーパララックスポイントとか呼ばれる点)を回転軸にして、カメラ本体を回して撮影しますよね。
そうやって撮った写真を繋げてみると、水平方向の線はおおきく湾曲してしまいます。室内撮影での壁と天井/床との境目などは顕著に現れます。それは撮影そのものが回転運動してしまうからに他ならず、どうしても避けて通れないものです。
逆に、視野角を狭くしてその湾曲を補正した表示方法が、パノラマVRムービーの存在意義だとボクは考えています。

しかし巷には「横長のパノラマ画像の水平方向の線をまっすぐにする方法は無いの?」とよく訊かれます。
元の撮影方法が回転法によって撮影してるので、どだい無理な話ですが、お客様によっては、異常にコレに固執したりもします。
そこで考えられるのが、撮影ポイントそのものを平行移動させて被写体にまっすぐに向かって複数枚数を撮影し、それを後でスティッチする方法。
元々パノラマ写真と言えば、素人さんはこっちの方を思いつくものですが、ボクらからするといちいちカメラ位置を移動させないといけないので面倒だったりしますが、その方法をきちんと説いてる人って、探して見たんですが、なかなか見つからないものです。

そこで登場したのが、GoogleがYouTubeで流している「Teck Talks Channel」。これのPhotoTechEDUの中に、ズバリの回がありました。
54分22秒の長丁場ですが、一見の価値アリです。
勿論全編英語ですが、技術用語がポンポン出て来ますので、意外と理解できると思いますよ。


そんな方法で撮ったであろうパノラマ写真のお見本とも言える作品が...今、東京で恒久設置されている、故岡本太郎氏の名作「明日の神話」。
オフィシャルサイトでは、Zoomifyを使って表示させていますが、撮影方法はまさにこの方法だと思われます。
ボクも一度、東京で、実際に撮影してみたいものです(前に人が居る、という状況も含めて撮ってみたいです)。


岡本太郎 - 明日の神話オフィシャルページ [Hobo Nikkan Itoi Shinbun Partnership]
http://www.1101.com/asunoshinwa/asunoshinwa.html

円筒パノラマと複数視点パノラマの違いを、このビデオでよくよく勉強してみると、色々とと応用が効くと思いますよ!



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