イベント予習(1):ExposureFusionソフトウェア全リスト
いよいよ今週末に迫って参りました「QTVR Diary -OFFLINE- vol.11」ですが、この中でお話するHDR合成のうち、ExposureFusionソフトを一通りご紹介しておきましょうか。
今までこのブログでも幾つかご紹介してきましたが、未だ紹介していないものもあり、まさに今、検証中だったりします。
有料無料や使い勝手、他ソフトとの連携など、様々な機能比較などが出来ますが、とりあえずは全てをリストアップしてみます。
まずは、何はなくとも必要なのは、ExposureFusionエンジンの「Enfuse」ですね。

■ Enblend/Enfuse
http://enblend.sourceforge.net/
Enfuseは、露出違いの複数枚の同じアングルの写真を合成する技術「exposure fusion algorithm」のプログラムライブラリで、パノラマスティッチソフトウェア「hugin」の機能拡張のために、GoogleSummerOfCode2007に参加したhugin/PanoToolsチームが開発したソフトウェアです。この経緯に関しては、このブログでも以前にご紹介しています。
□ オープンソースのHDRI生成エンジン「enfuse」:QTVR Diary
http://pencil-jp.net/weblog/archives/2008/02/hdrienfuse.html
そしてリリース直後から、このEnfuseのGUIフロントエンドが多くリリースされています。
まずは、同じhuginのオープンソースプロジェクトから派生したGUIフロントエンドに「ImageFuser」があります。

■ ImageFuser
http://www.harryvanderwolf.dyndns.org/index.php?lang=nl&subject=ImageFuser&texttag=Imagefuser
MacOS X 10.4.5〜10.5で用いることが出来ます。バージョンが0.7.2.2ということもあり、まだまだ改良の余地がたくさん残っている発展途上のソフトです。
次に、そのまんまの名前「EnfuseGUI2.0(beta2)」

■ EnfuseGUI
http://software.bergmark.com/enfusegui/
WWPや360Citiesでもお馴染み、韓国在住のスエーデン人パノラマクリエイターIngemar Bergmark氏の開発したソフトです。
独特のインターフェイスですが、小さい画面に整頓された機能のレイアウトは人柄が偲ばれます。非常に使いやすいソフトです。未だβ2ですが、完成度はそこそこ高いです。こちらはWin/Mac両方に対応しています。
続いては、iPhone3GをパノラマVRプレイヤーに仕立てた張本人の名作アプリ「PangeaVR」で有名なPangeaSoftware社も、同様のソフトを出しています。それが「Bracketeer」です。

■ Bracketeer: Exposure Processing Software ($29.95)
http://www.pangeasoft.net/pano/bracketeer/index.html
今までご紹介したソフトと違い、唯一の有料ソフトとして、その機能やUI,そして完成度は随一と言えるでしょう。
ボクが普段単発でExposureFusion合成をする時は、このソフトを使用しています。
そして最後に、今回のイベントで初めてアップデートして知ったんですが、HDRI合成ソフトの決定版といえば、言わずと知れた「PhotomatixPro」ですが、英語版の最新バージョン3.2では、何とExposureFusion合成にも対応していました。
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■ HDR photo software & plugin - Tone Mapping, Exposure Blending & HDR Imaging for photography
http://www.hdrsoft.com/
使用感はシンプルで見やすく使いやすく、そして"間違いない"絵作りに定評があるPhotomatixProですが、ますます使用頻度が高くなりそうです。日本語版が未だにver3.0ですから、早く3.2の登場が待たれるところです。
そして、元々Enfuseはパノラマ合成ソフト「hugin」の付随機能として開発されたものですから、当然huginも紹介しておかなくてはなりません。
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■ hugin - Panorama Tools GUI
http://hugin.sourceforge.net/
さらに、huginと同じPanoramaToolsのGUIフロントエンドとして、パノラマ合成ソフトの業界標準ソフトとして君臨している「PTGui」のProバージョンにも、ExposureFusion合成機能が搭載されています。
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■ Photo stitching software 360 degree Panorama image software - PTGui
http://www.ptgui.com/
過去には、PTMacやCalicoで有名な老舗パノラマソフトハウス「Kekus DIGITAL」でも「Xfuse」という名称で出ていましたが、今はディスコンになっているようです。このブログでも紹介しましたが、実は非常に使いやすくて、ボク自身は未だに使っている軽快便利なソフトでした。無くなってしまって、とっても残念です。
このように、今では様々なExposureFusion合成が可能なソフトが、割と入手しやすい価格で登場しており、その扱いも従来のHDRに比べて遥かに容易であることから、今後益々需要は増えて来る事と思います。
特にパノラマ制作には欠かせない技術として、もっともっと普及してほしいこともあり、今回はこのExposureFusionの説明を中心にお話をしていこうと思います。
...が、勿論、TrueHDRの話もきちんとします。だって、こっちには"ビジネスチャンス"が眠ってますから!
明日は、そのTrueHDR生成ソフトをご紹介していこうと思います。お楽しみに。
2009年8月8日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
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