hugin 0.8
昨日のPanoweaverが旧来の老舗パノラマスティッチャーなら、こちらは最新のトレンドで開発された最も新興のパノラマスティッチャーです。
そう、オープンソースで着々と開発が進められているパノラマスティッチアプリケーション「hugin」が、先月7月17日に、バージョン「0.8」がリリースされました。
ダウンロードはどこが早いかと言うと...VersionTrackerが一番早かったです。
(いつものHarry Vanderwolf氏のサイトには、未だhugin0.8RC5までしか上がってませんでした)
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■ Hugin 0.8.0 software download - Mac OS X - VersionTracker
http://www.versiontracker.com/dyn/moreinfo/macosx/27159
オフィシャルサイトは、こちら
■ hugin - Panorama photo stitcher
http://hugin.sourceforge.net/
そして、今回のバージョンアップの内容は、以下の通りです。
- 高速化されたOpenGLベースのプレビュー画面
- 雲のある空のスティッチ精度の向上
- 新しく追加されたパノラマ画像表示フォーマット
- バッチ処理プログラムの搭載
- オンラインヘルプの導入
- ファイル名/フォルダ名の"特殊文字"への対応
- 等々...
今回新しく導入されたOpenGLベースのプレビュー画面は、そんなに速く感じないのですが、これがもし全方位パノラマVRムービーのプレビューでもあれば、かなりの恩恵があるのだと思うのですが...見当たらないのは、ボクが見つけてないからですか?一応、プレビューのドラッグ移動調整が出来るのが、恩恵といえば恩恵でしょうか。従来のプレビュー画面も残っていますが、次のパージョンでは、新しい方に取って替わられるんじゃないかなぁ。
コントロールポイントの検出や配置は、まだまだ改善の余地はあるものの、スティッチの自動化は非常に進んできています。
しかしライセンスの問題で、hugin内にポイント自動配置プログラムを載せるわけにはいかず、プログラムを別にインストールしないといけないようです。この辺がちょっと面倒ですね(将来的には改善するということですが...)。
- autopano-sift-C
- panomatic
- match-n-shift
- Autopano-SIFT
- Autopano freeware version
ボク自身は普段は「Autopano-Sift-C」を使っています。高速検出がウリですが、精度もそこそこあるので、重宝してます。
ただ、マッチング精度を考えると「Autopano freeware version」は非常に気になります。確かこれ、Windowsしか動かなかったんじゃなかったかな?(Mac用ソースってあったっけ?)
バッチ処理プログラムは、業務としてhuginを使おうとすると、必須の機能ですが、ようやく搭載されました。
この辺の進歩が、着実に「1.0」への布石になっているんでしょうね。
ユーザーインターフェイスに関しては、急務ではないものの、かなり改善の余地はあります...つまり、使い勝手はさすがに"不便"です。
その辺が「無料だから仕方ないよ。技術だけを売りにしてるから」と言ったところでしょうか。この辺はバージョン「1.0」での完成に期待したいところです。
ただし、UIの改善そのものは行われていて、メイン画面上部のアイコンボタンは、非常にシンプルで分かりやすくなってきました。このどんどん新しい機能が増えてきているにも関わらず、シンプルな操作感を目指しているのには非常に好感が持てます。
PTGuiに無い機能も搭載されてきて、次世代スティッチャーのあるべき姿を模索してるのが、良く分かります。非常に頼もしい"健全"なソフトウェアに仕上がりつつあり、今後の開発にも非常に期待が持てます。ボクも検証も兼ねて、時間が空いた時に、使って行こうと思います。
皆さんも、ぜひ一度、使ってみて下さい。
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