イベント予習(2):TrueHDRソフトウェア全リスト

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昨日に引き続き、「QTVR Diary -OFFLINE- vol.11」で特集を組むHDRソフトウェアについて、改めてご紹介します。
本日は従来使われていた特殊フォーマットで構成される"TrueHDR"を生成するソフトウェアをご紹介しましょう。

まずは、何はなくとも、HDRソフトと言ってすぐに思い浮かばれるのは、ご存知「PhotomatixPro」でしょうか。

PhotomatixPro
HDR photo software & plugin - Tone Mapping, Exposure Blending & HDR Imaging for photography (US$ 99)
http://www.hdrsoft.com/

このブログでも何度もご紹介している、パノラマクリエイター御用達の、TrueHDR生成ソフトですね。

日本では、株式会社ジャングルから、日本語ローカライズ版が発売され、日本語によるサポートも行われています。
HDRsoft Photomatix Pro 3.0 - 株式会社ジャングル (18,711円(税込))
http://www.junglejapan.com/products/photo/pmp/

昨年末に東京のアップルストア銀座で開催した「QTVR Diary -OFFLINE- in TOKYO」でもスポンサーブースに出展していましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?(あの時はPanoramaMaker4の紹介が主でしたが)。

非常にシンプルなインターフェイスと、幅広い効果や演出で、様々なニーズのユーザーに対応できる、素晴らしいアプリケーションです。
ボク自身も、日本語版が無かった時から、またMac版が無かった時から永く愛用しているソフトです。

また同じ株式会社ジャングルからは、"中欧チェコが生んだ写真マジック"というキャッチフレーズの、新しい写真加工管理統合ソフト「Zoner PhotoStudio 11」をリリースしていますが、このPro版ではTrueHDR生成を行うことが出来ます。
Zoner Photo Studio 11 シリーズ - 株式会社ジャングル
http://www.junglejapan.com/products/photo/zoner/photo/


さらに、古くWindowsの世界では「HDRShop」というソフトが全盛を極め、今でも多くのユーザーが使用しています。
HDR Shop 2.0 (US$ 400)
http://gl.ict.usc.edu/HDRShop/


Macに特化したTrueHDRソフトと言えば、「Hydra(ハイドラ)」があります。
Hydra
Hydra - ダウンロード版 - act2.com (7,980円)
http://www.act2.com/products/hydra.html

日本語版がact2から販売されているHydraは、iPhoto/Apertureとの連携が素晴らしく、まさにMacユーザーには有り難いソフトと言えるでしょう。
トーンマッピングのコントロールに若干の難しさがありますが、慣れてしまうと、かなりスピーディーな作業が実現できると思われます。


海外に目を向けてみると、「Dynamic-PHOTO HDR」というソフトが、非常に自然な仕上がりのHDRに定評があります。
Dynamic Photo HDR
Dynamic Photo HDR, high dynamic range imaging software with Anti-Ghosting (ver4.5 : US$55)
http://www.mediachance.com/hdri/index.html
非常に安価なのにこの高機能は、採算度外視とか思えないほど。一見の価値有りですよ!


そしてご時世に漏れず、オープンソースのTrueHDR生成ソフトもあります。それが「Qtpfsgui」です。
Qtpfsgui
Qtpfsgui 1.9.3
http://qtpfsgui.sourceforge.net/


ちょっと変わったところでは、1枚のJPEG画像からHDR風のギトギトな写真に加工するフォトショッププラグイン「Topaz Adjust」は、元々は眠い画像をパァーっと輝かせる技術で、ボク自身もちょくちょく使ってるツールです。
Topaz Adjust - Redefining Creative Exposure
http://www.topazlabs.com/adjust/
厳密にはHDRではないのですが、TrueHDR独特のトーンマッピングのような効果が狙えるので、こちらでご紹介しておきました。

そして...パノラマとHDRの組み合わせで忘れてはならないのは、AutopanoProでしょう。
こちらは、HDRが未だポピュラーじゃなかった頃から、パノラマ合成&HDR合成を全て自動で行う、化け物みたいなソフトでした。
ボク自身も、以前はHDRパノラマの案件が入ると、全てこれで作っていました。

AutopanoPro
AutoPano Pro - Panorama stitching software - Panoramic photo software - image stitching (99 €)
http://www.autopano.net/en/


そして今は、PTGuiProに搭載されているTrueHDR/ExposureFusion合成機能が、非常に使いやすくて高速で便利なので、結局これ一本で用を足してる感じです。
PTGui
Photo stitching software 360 degree Panorama image software - PTGui(Pro ver : € 149)
http://www.ptgui.com/


現在はボクらのようなパノラマクリエイターは、PTGuiProかAutopanoProのどちらかを使うことで、1本のソフトでTrueHDRパノラマ画像を作ることが出来ます。
そしてこれらを用いて、3DCGの環境光源や背景画像などに利用してもらうことが出来ます。
また、本当に便利な時代になったものです(笑

但し、HDRパノラマ画像を"作品"として扱う場合には、やはりPTGuiProやAutopanoProのデータでも不満足な時があります。
そこでPTGuiではブラケット撮影の各露出データ1セット分でスティッチしておいて、他の露出データを先のスティッチデータをテンプレートにしてスティッチすることにより、スティッチ合成位置が変わらないパノラマデータが各露出データ毎に生成できるので、これらを使って、上記のTrueHDRソフトで合成することもできます...これは、PhotomatixProがオフィシャルサイトのチュートリアルで推奨している方法ですね。このブログでも日本語訳を行いましたので、覚えていらっしゃる方も居るかと思います。

「Using Photomatix for panoramas」でHDRIが巧くなる?(1) - QTVR Diary
「Using Photomatix for panoramas」でHDRIが巧くなる?(2) - QTVR Diary
「Using Photomatix for panoramas」でHDRIが巧くなる?(3) - QTVR Diary

このように、パノラマ制作の中で、HDRの生成方法は幾つかあり、また用途や必然性がかなり高い技術であることが、朧げながら見えてきたんじゃないかなと思います。
明日は実際に、どのようなシチュエーションで必要なのか、その概念や方法などを、かいつまんでご説明したいと思います...そして、詳しくは、今週末のイベントで、その眼でお確かめください!


2009年8月8日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
懇親会(参加費6,000円)の参加申込は「パノラマニア」の専用トピックからどうぞ

QTVR Diary -OFFLINE- vol.11

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コメント(3)

こんにちは、毎度勉強させてもらって感謝です。
さて、ソフト大全ということですが、Panoweaverの
評をいただけたらと思うのですが、、。

>ヨシヒさん江
ハジメマシテ、ですよね。ようこそようこそ!(笑

もうねぇ、ずっとずっと前...このブログを始めた頃からPanoweaverのレビューをどうしようか、とっても迷ってました。
というのも、ボク自身が純正マカーで、むしろ“アンチWin”屋なもので、しかもタイトルにわざわざ「QTVR」なんて入れてるのは、Mac用パノラマ情報だけを扱えればイイな、ぐらいの気軽さで始めたブログだったんですよ。
それにその当時は、アメリカの不動産業界で主流だった円周魚眼写真による前後2枚の撮影データを使った低解像度全方位パノラマを生成するソフトだったので、ボク的には余り魅力を感じなかった、というのもありました。

それがいつしかココも、国内外のパノラマ業界を引っ張るブログになってしまっているので、そろそろWindows系のソフトも扱わないとイケナイかなぁ...なんて思ってもいるのは事実です。

しかし、ソフトもハードもレビューやって、世界中のサイトをチェックして、Tipsなんかも紹介して、しかもオフラインイベントまで開催してたら、正直Win用ソフトまで手が回らない、というのも正直なところ、あります。
このブログで“メシが喰える”んなら、幾らでもやる...とまでは言えないまでも(独りでやってる限界も、かなり見えているので)そこそこやろうと思ってますが、何せこのブログでは一銭にもなってないのですが(寄付は募っても、毎月のサーバ代にすらならない始末)、かけられる時間めいイッパイ(毎日7時間ぐらい、このブログに使ってます、ホントに)出来る限り、頑張りたいと思っています。

...でも、ですよ。

Panoweaver6のMac版が8月4日に出たばっかりなんですよねー!
ほんとうは今日、その記事を投稿しようと思ったんですが、思いの外、今週末のイベントの用意に時間がかかってしまい(デモ用のhdrパノラマファイルを作成してました)、それに8月6日の原爆忌に合わせた記事は必ず入れたかったので、ちょっと後手々々に回ってます。
(SONYの新しいコンデジも紹介しないと...)

一応、Panoweaver6の試用版は全てダウンロードしてますんで、来週ぐらいに簡単レビューしようと思います。
...でも、皆が本当に欲しいレビューは「Tourweaver」なんでしょ?(爆
それはもっと後の話かなぁ。
Panoweaverは、確かに不動産関係では“不動の地位”を確立してる程著名なソフトですが、それ以外の業界では余り使い勝手が良いとは、ボク自身思ってないので、その辺も鑑みての判断です。

それよりも先にAutopanoPro/Gigaや、Pano2VRをやっつけないとイケナイと思ってます。
こちらは開発元への打診もしてます。
PTGuiの時のレベル並みに、きっちり日本語訳付きチュートリアルをやりたいと思ってます。

しかし今年末か来年早々にはTourweaverのFlashVRオーサリングについて、みっちりご紹介しようと思っています。なにせ完成度という意味に於いては、AutopanoGiga+PanoSaladoよりも数歩前に行ってますしね!(一応ボク自身、業務ではTourweaverを使っても居ますので、その辺は十分把握しています)

というワケで、後回しになって申し訳ないですが、必ずやりますので、暫しお待ちくださいませ。

お忙しいところ、返答ありがとうございます。

なるほどなるほど、事情わかりました。
僕自身も、家でも会社でもMacなのですが、Panoweaver5.00がWinしかなかったので、MacproにXP入れて使ってます。

なるほどなるほど、僕は逆に、Panoweaver5.00しか使ったことがなかったのですが、こちらを拝見していると、Macで、色々なソフトが紹介されているので、Macでもっと良いソフトがあるならその方が良いので勉強させていただいております。引き続きよろしくおねがいします。

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