スクリーンキャスト:PTGuiProでのパノラマ合成作業 (1)

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先週水曜日にボクの手元にもSnowLeopardが届き、懸案事項だったQuickTimeXプレイヤーでのQTVRの再生が出来ないことを確認しました。
かなりショックだったりしましたが、未確認情報では、Appleは違った方向でパノラマVRを活かすことを色々と画策してるようなことを、いろんな方面から耳にしています。但しどれが本当になるのか全く予測もできないような有様なので、ココでは敢えて公言しないですが、ま、現段階でのQuickTimeXについては、今後もいろいろアップデートが行われるだろう、という感じのようです。

で、今回のQuickTimeXは、ソースコード総取っ替えだったんですが、その甲斐あって、面白い機能が追加されています。
実はボク自身が非常に期待していたのが、動画でのスクリーンキャプチャ機能が備わったこと!これがどのくらい"使える"のか、非常に楽しみだったんですが、やってみて、非常に分かりやすくて使いやすくて、また扱いやすいデータになってました。
使い方はとっても簡単!
QuickTimeXの方の「QuickTime Player.app」を開いて、ファイルメニューから「新規画面収録(コマンド+コントロール+N)」を開くと、録画インターフェイスが出てきます。録画中はメニューバーにインターフェイスが移りますので、録画完了時はメニューバーの「収録を停止」をクリックするか、または「コマンド+コントロール+esc」ショートカットが便利です。ぜひ皆さんも、試してみてください!楽しいですよー。

そこで、速攻でやってみたかったことが、スクリーンキャスト。
ビデオチュートリアルにとっても向いてるこの方法を使って、実際のパノラマ制作ワークフローをご覧いただければと思っています。


その第1弾は、PTGuiProを使ったパノラマ合成作業を、アプリケーションの起動からスティッチ直前まで、ノーカットでお届けします。
もう2年前にヴァーチャルツアーの練習用に撮っておいた下鴨神社のデータが、ちょうどサンプルデータで納品しないといけないことになり、せっかくなので、その作業風景をご覧いただこうと思います。

ちなみに、作業環境は以下の通りです。

  • MacBookPro Core2Duo2.4GHz
  • 4GBメモリー
  • GeForce8600MGT(VRAM:256MB)
  • MacOS X 10.6

撮影環境は以下の通りです。

  • Canon EOS Kiss DIGITAL N
  • SIGMA 8mmF/4
  • NodalNinja SPH-2
  • Kaidan LevelingBase
  • SLIK GoodmanAceII

撮影データは以下の通りです。

  • RAW
  • 2298×3456px(800万画素)
  • 0±2EV(3枚ブラケット撮影)
  • 水平60°×6枚+天面1枚+底面1枚=計24枚

そして、作業内容は以下の通りです。

  1. PTGuiProを起動。
  2. Finderから底面以外のデータ計21枚を、PTGuiProにドラッグ&ドロップ。
  3. 「Panorama Editor」画面を、Equirectangular/360×180°に調整。
  4. 「Crop」タブで、樽型円周画像の切り抜き位置を変更。
  5. 「Image Parameter」タブの画面左下の右のアイコンをクリックして、ブラケットリンクを設定。
  6. 同じく「Image Parameter」タブで、YAWの列を水平撮影分18枚を選択し、画面左下の左のアイコンをクリックして「Fill Yaw」を自動設定。
  7. 同じく「Image Parameter」タブで、Pitchの列の天面3枚を選択肢、90°と入力。
  8. 「Exposure / HDR」タブで、「Enable HDR stitching」にチェックをし、「Exposre Fusion」にチェックする。
  9. 「Create Panorama」タブで、「Set optimm size...」をクリックして「Maximum size (no less of detail)」を選択し、「LDR file format:」を「TIFF (.tif)」を選択する。
  10. この状態で「File」メニューから「Save Template...」を選択し、テンプレートを作成。次のスティッチ作業は、このファイルを読み込むことで、今までの作業が省略化される。
  11. 改めてこのプロジェクトのPTGuiファイルを保存する。
  12. 「Project Assistant」タブに戻って、「2. Align images...」ボタンをクリックして、コントロールポイントの生成と画像変形を自動で一気に行う。
  13. 終了したら、「Control Points」画面の「Control Point Table」タブで「Distance」値をチェックし、5.0以上のポイントを削除(ココではしてない)。
  14. 「Control Points」タブで同じ写真を両側に開き、画面左下の「CP type」が「Vertical line ( | t1)」になっているのを確認し、垂直修正を行う。
  15. 完了したら、「Optimizer」タブの左下「Run Optimizer」ボタンをクリックして最適化を再び行い、水平/垂直が修正できているかを、「Panorama Editor」画面で確認する。
  16. ついでに「Panorama Editor」画面で、中心位置を調整。
  17. 「Exposure / HDR」タブの「Fusion Settings...」ボタンをクリックして、プレビュー画面を表示させ、FusionHDRの調整を行う。
  18. 「Create Panorama」タブで、「Set optimm size...」を再度Maxで調整し、全てのデータが揃ったら、プロジェクトを保存して終了する。

こんな感じでスティッチ直前まで行い、全てのデータ(今回は18ショット分)が揃ったら、「Batch Stitcher」を開いて、一気にスティッチ作業を行います。

その作業を全て行うと、こんな感じになります。

で、今回は、「2. Align images...」ですぐに"very good"が出てしまうほどキレイに仕上がったので、もうちょっと苦労しているデータも、次回にご覧いただこうと思います。そのときはテンプレートを使って作業の省力化を行っているので、作業時間は今回よりも短い...ですが、コントロールポイントの調整で時間かかってるので、時間短縮はちょこっとだけ。

というワケで、明日をお楽しみに!



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はじめまして。

少し前にネットで写真の情報などを何となく読んでいたら、このウェブサイトにたどり着きました。
旅行が好きなので写真も撮っているのですが、「パノラマ」という言葉は知っていたものの、こんな本格的なパノラマの世界があったなんて本当に驚きました。
と同時にぜひ自分もトライしたい!という強い衝動に駆られまして、さっそく機材購入の為の情報集めとして、過去記事や他のサイトなども参考にしました。
どこのサイトだったか忘れたのですが、にのみやさんがそのサイトに「RRSの機材が360Precisionsよりも良いのでは」というようなコメントを残されていたのを読みました。にのみやさんの言葉に背中を押され(?)先日、RRSのUltimate-Pro Omni-Pivot Package Long、BH-40、NodalninjaのEz-LevelerII、Sigma8mmF3.5を購入し、パノラマワールドへ足を踏み入れました(ソフトはPtgui)。
 そしていざパノラマ作成!と試してみたのですが、うまくいく時とそうでない時、うまくいっても微妙にずれていたり、「こんなもの??」という出来であったりと、投資に見合うだけの結果を得られずにいました。
 ところが今回、この作成ビデオのおかげで自分の作成方法とはだいぶ違うことがわかり大変参考になりました。このサイトを知らなければ、おそらく今回の購入もなかったでしょうし、本当にワクワクした気持ちにさせられ、感謝の気持ちをお伝えしようと長々と書いてしまいました。本当にありがとうございました。
 最後に厚かましい質問で申し訳ないのですが、お時間のある時にお答えをいただければ感謝です。
 14の垂直修正ですが、ビデオで選択された写真はランダムに選ばれたのでしょうか?あるいはPanorama Editorを見て修正が必要な場所を見て選定されたのでしょうか?もし後者の場合、選定のコツといいましょうか、選ぶヒントのようなものがありましたら教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。

>Bigappleさん江
はじめまして、ようこそようこそ!
日本のパノラマの世界の啓蒙活動を一手に引き受けてるボクとしましては、
非常に心強いお言葉です。
本当にありがとうございます。
ReallyRightStuffのマウントですか!何と羨ましい!
高かったでしょー。
最近のボクのおすすめは、
安めのがNodalNinja5、
高い目がNovoflexとRRSですね。
イイなぁ。
次にカメラを買うときには、
一緒にマウントも揃えなおしたいなと思います。
(いつになることやら)

さて、VerticalTypeのCPの配置についてですが、
基本的には、どこに置いても良いっぽいです。
手動での作業となりますので、
“見た目”で分かりやすいところに打てば良いのですが、
出来ることなら、4方向90°ずつ打つと、
うまくいく感じがします。
このビデオでも、そうなってると思います。
試してみてください。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

にのみやさん

返信ありがとうございます。
さっそくビデオを参考にしつつ再挑戦しました。結果は、、大満足です!!
本当にありがとうございました。

実際にやってみると勉強になります。
過去にHDRなるものの凄さを実感しようと何度か試したのですが、どうしても出来ませんでした。
Ptguiでブラケット写真を認識させるためにはマニュアルモードで撮らないといけないのですね?
いままでは絞り優先(Av)で撮ったものを読み込んでいたのですが、これが原因だったのか。。。
再度、マニュアルで取り直しましたら見事ビデオどおりの過程を経ることが出来ました。

ところで、作成の説明を見ると底面を1枚(3枚)撮られてるかと思うのですが、
この写真はPtguiでは使わないんですね?


RRSの機材は確かに高かったですが、それ以外のL字プレートや雲台などが予想外の出費でした。。。
ただ友人がアメリカにおりまして、日本に来るついでに持ってきてもらい
送料がアメリカ国内のみだったことと、円高の恩恵に与っての購入でした。
剛性といえばいいでしょうか、作りはかなりしっかりして満足しています(かさばりますが)。
だた水平を出す作業がなかなか難しいのですね。
0度のところでは水平でも90度、180度回すと水平がずれたりしています。
それでもソフト側が優秀なおかげである程度のズレは大丈夫なようですが。

何はともあれ、機材購入したものの少しへこんでいた私にとって
今回のビデオは「これぞ捜していたもの!」まさに助け船でした。
その一瞬の空間を切り取る素晴らしさが写真にはありますが、
パノラマは臨場感が全然違いますね。それぞれの良さがあり
僕自身も楽しみに増えました。

アップルストア心斎橋でのセミナーにも行ってみたいですが(僕もMacユーザーです)
開催日にはなかなか時間の都合がつきそうにないのが残念です。
東京や名古屋で開催する機会がありましたら、ぜひお知らせください。


これからも期待しています。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

にのみやさん

返信ありがとうございます。
さっそくビデオを参考にしつつ再挑戦しました。結果は、、大満足です!!
本当にありがとうございました。

実際にやってみると勉強になります。
過去にHDRなるものの凄さを実感しようと何度か試したのですが、どうしても出来ませんでした。
Ptguiでブラケット写真を認識させるためにはマニュアルモードで撮らないといけないのですね?
いままでは絞り優先(Av)で撮ったものを読み込んでいたのですが、これが原因だったのか。。。
再度、マニュアルで取り直しましたら見事ビデオどおりの過程を経ることが出来ました。

ところで、作成の説明を見ると底面を1枚(3枚)撮られてるかと思うのですが、
この写真はPtguiでは使わないんですね?


RRSの機材は確かに高かったですが、それ以外のL字プレートや雲台などが予想外の出費でした。。。
ただ友人がアメリカにおりまして、日本に来るついでに持ってきてもらい
送料がアメリカ国内のみだったことと、円高の恩恵に与っての購入でした。
剛性といえばいいでしょうか、作りはかなりしっかりして満足しています(かさばりますが)。
だた水平を出す作業がなかなか難しいのですね。
0度のところでは水平でも90度、180度回すと水平がずれたりしています。
それでもソフト側が優秀なおかげである程度のズレは大丈夫なようですが。

何はともあれ、機材購入したものの少しへこんでいた私にとって
今回のビデオは「これぞ捜していたもの!」まさに助け船でした。
その一瞬の空間を切り取る素晴らしさが写真にはありますが、
パノラマは臨場感が全然違いますね。それぞれの良さがあり
僕自身も楽しみに増えました。

アップルストア心斎橋でのセミナーにも行ってみたいですが(僕もMacユーザーです)
開催日にはなかなか時間の都合がつきそうにないのが残念です。
東京や名古屋で開催する機会がありましたら、ぜひお知らせください。


これからも期待しています。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m

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