パノラマ動画サンプル:錦市場 往路/復路
昨日のお昼前に投稿した記事にそれなりに反応があったので、折角なので新しいサンプルビデオを撮ってきました。
場所は、"京都の台所"錦市場。東は錦天満宮から錦小路通高倉まで続く細長い市場です。
確か大昔のこのブログで撮ったなぁと探してみたら...2005年3月6日の第2回の投稿記事で書いてましたね(あ、QTVRが古いエンコードなので開くとブラウザが強制終了してしまいます。決して開かないように!...っておいおい)。使ってる機材が360OneVRっての、今と一緒ですね。ちなみに、この時使っていた360OneVRはMarkIIなんですが、壊れてしまったので、今使ってるのはMarkIIIです。
そして4年半を経て今やビデオパノラマですよ。いやぁ、時代はきちんと進歩してるんですねぇ(笑
というワケで、まずはYouTubeに上げた円筒パノラマ動画を。
上が錦天神から錦小路高倉への往路、下がその逆を行った復路です。オーサリングツールの関係上、後ろ向きに進んでますが、ご了承ください。
CPUパワーと回線速度が許されるのなら、ぜひ「HD」モードでフルスクリーンでご覧ください。
それだけの解像度は用意してあります。
そして、往路よりも復路の方が、フォーカスを微調整した分、心持ちキレイに見えるんじゃないかなと思います。
先週東京でいろいろと試させてもらったんですが、ある程度解像度の高い撮影機材(プロ用のフルHD機や2K、4Kの撮影機材)で撮ると、これ以上に鮮明に撮れるのも分かってきましたし、さらにこの映像は録画データの生の情報をそのまま変換したものですが、彩度をパッキリと上げたりシャープネスをバキバキに与えることで、もっと鮮明になるのではないか、ということも予測できてきました(なので今、FinalCutProが真剣に欲しかったりします)。
今回はミラー&カメラを一脚に着け、その一脚にはガイドとなる水準器を付けて、進行方向の真正面と、斜め下の水準器を見ながら、手持ちで歩いて進んでみました。若干の揺れはあるものの、そんなに違和感なく動けています...よネ?(自画自賛?)この程度であれば、ステディカムも要らないかな、と思ったりもしましたが、片道7分の行程でも腕がパンパンになってしまい、復路の最後の方で画面が傾いてるのは、腕がヘナって踏ん張りが利かなくなってきてるからです。やっぱり、腕以外の支持帯が必要になります。軽量な民生機でこれですから、業務用機材なんかで撮影しようものなら...うぅ、ちょっと想像したくないな(苦笑
で、今回もさすがにこれだけじゃ無いですヨ。だってウチはパノラマVRの情報ポータルですから!
動画パノラマVR(MotionVR)の商用ソリューションと言えば、360OneVRの製造元でもあるEyeSee360社がリリースしている「VideoWarp」が知られているところです。このブログでも何度もご紹介していますね。専用再生ソフトが必要とは言え、iMovieに似たオーサリングツール「VideoWarpCreator($499)」は、その直感的な使用感と予め用意されている各社ワンショットミラーの径設定によって、非常に素早くインタラクティブなMotionVRコンテンツを作ることが出来ます。
このソフトウェアで作ったファイルをぜひご覧頂けたらと思います。
とりあえず、メチャクチャ重いですよ!モロに生ファイルですから!
下記の画像をクリックすると、それぞれAppleのウェブサービス「Mobile Me」の画面が出てきますから、そこにパスワードを入れてダウンロードしてください。
パスワードは「qtvrdiary」です!
■ 往路:nishiki-ichiba-shopping-market_forward.vwmovie(298.9MB)

■ 復路:nishiki-ichiba-shopping-market_back.vwmovie(351.6MB)

拡張子「vwmovie」って珍しいですよね。だいだい3文字じゃないってのも珍しいのに(メジャーなのは、「.html」ぐらい?)、7文字の拡張子ってば...。
この拡張子のファイルは、「VideoWarpPlayer」という専用プレイヤーで見るファイルです。このソフトで見ると、上記の画像のような画面が出てきます。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
MacOS X 10.4以上で使えるMac版と、XPまたはVistaで使えるWin版の両方があります。

■ VideoWarp - Download
http://www.eyesee360.com/videowarp/download/
「View」メニューでは、ムービーサイズと表示方法を変えることが出来ます。表示方法はテンキーですぐに変えられるので、楽チンです。
特に「Perspective With Cylinder 4」を選ぶと、上記の画像のように、MotionVR画面の中に円筒パノラマのサムネールが表示され、今どのアングルを見ているのかがひと目で分かって、非常に分かりやすいです。切り替えるのもテンキー一発なので、ぜひ試してください!
でもまぁ、この専用プレイヤーを使わなくても、QuickTimeプレイヤーを使ってみることも出来ます。そう、このファイルはQuickTime互換だったりします。
その時に見れる映像が、今回YouTubeにアップしたものです。
でも、そんな重いファイル、ダウンロードして見たくないですよね。
なのでこういう時は、やっぱりFlashに頼るしかないのです。
今回撮影に使った機材は、民生用フルHDビデオカメラのSONY「HDR-HC1」に、Kaidan社の360OneVR MarkIIIを装着しています。
これで1080i撮影したデータをMacに取り込んで、ゴニョゴニョしてるワケですが、Flashで使う場合には、映像を.flvに変換してやる必要があります。
そこで「AdobeMediaEncoderCS4」を使って、ドーナツ映像をトリミングして1080×1080pxの正方形フォーマットの映像に仕立て直します(トリミングの仕方などは、AMEのチュートリアル本を参照してくださいな)。
この時、Flashに読み込んで様々なインタラクションを実現するために、タイムラインにキューポイントを仕込んでおくと便利かもしれません。
変換した.flvを使ってパノラマVR変換するには、現時点では、徳澤リュービンさんの開発した「Ryubin's Flash Panorama」プレイヤーしか選択肢がありません。
このライブラリでは、コントローラーのデザインカスタマイズが出来ないなど色々と不便があって、商用には向かなかったりします(個人利用のレベルであれば、十二分に楽しめます。しかも非常に気軽に使えるので、ボク自身も非常に重宝してますし、オススメですよ!使ったことない方は、ぜひ試してみてください)。
しかし現在、ボクと一緒にMotionVRのコンテンツやサービスの重要性に同調してくれている志溢れる数人とプロジェクトを組み、デザインカスタマイズが可能なフラッシュMotionVRプレイヤーの開発を、現在行っています。12月12日にはお披露目できると思いますので、もう暫くお待ちください。
というワケで、ウチではMotionVRコンテンツの制作や販売は、2010年に入ってからになると思います。
春にはなんとか、Ladybug2/3も入手できたらイイなぁ...(せめてサンプル撮影が出来るようになれば...)。
ちなみに、Ladybug2/3のオーサリングは、既にPano2VRで実現可能なので、予算があえば今すぐにでも可能ですので、こっち方面もどうぞよろしうに!
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