新しいSONYサイバーショットの「インテリジェント スイングパノラマ」は、やっぱりスゴかった!

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先日、発売前のbloggieをSONYさんからお借りしたんですが、同時にもう1機種お借りしてました。それが、新しくなったサイバーショットDSC-TX7。
これをお借りした目的は、昨年サイバーショットに搭載された驚愕のパノラマ合成機能「スイングパノラマ」が新しくなったということで、居ても立ってもいられなくなった、というワケ。

で、遅ればせながら、レポートしようと思います。

とりあえず、どんなラインナップか、挙げておきましょう!

とまぁこんな感じ。ソニーのミドルレンジから上は全てにスイングパノラマが載ってますね。
そのウチ、最新2機種「DSC-HX5V」「DSC-TX7」に、今回ご紹介する「インテリジェントスイングパノラマ」が搭載されています。

で、これ、何がスゴいのか、っていうと、ソニーのスイングパノラマの説明ページをご覧いただきましょうか。

商品の特長 | DSC-TX7 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot"サイバーショット" | ソニー
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-TX7/feature_4.html

従来のスイングパノラマもとんでもなくスゴかったんですが、今回「顔・動き検出対応」と唱っている通り、スリットスキャンカメラの大敵である動く物体に対する補正をカメラの内部で処理することが出来るようになったんです。これ、ホンマにスゴいことです。画期的です。アンビリーバボー!
ま、どう凄いのかは、後ほど説明していきます。
まずは本体がどのようになってるのか、を見ていきましょう。

まず本体。スライド式の蓋を閉じたところ。
(横に見えるのはハンドストラップ。ケーブルじゃないです)

この蓋を開けると自動的に電源が入ります。もちろん、上部に電源ボタンもあります。

裏面。フルスクリーンモニタがドドーンって感じ。非常に見やすいです。ちなみにタッチパネルになってますが、感圧式で、結構押し込みます。これがiPhoneのような静電圧式に慣れてるボクのような輩にとっては、かなり違和感あります。
底面はクレードル直結の端子が見えます(これ、もしかしてHDMI?)。クレードルからはHDMIとUSBで接続可能。

メニュー画面です。スイングパノラマが堂々と大きいメニューで表示されています。
ココでとっても嬉しい処理が。それは、電源OFF時に選択していた撮影モードが、次の起動時に保存されていること。他のメーカーのコンデジだと、パノラマ撮影モードなどの特殊機能は起動時にすぐに撮れなくて、その都度選択しないといけなかったりしますが、これはそんな心配まったくナシ。ボクのようなパノラマばかり撮ってる人も珍しいと思いますが、それでも特殊撮影モードのレジューム機能は非常に有り難かったりします...特にこのブログの読者は、ネ!(笑

撮影モードでは、縦横9分割する大きなグリッドガイドとスイング方向を示す大きな矢印が表示されます。但し撮影の邪魔にはならず、しっかりとガイドの役目を果たしていています。この辺はこの巨大なモニタサイズがあってこそ、かなと思ったりしますね。
(この写真では画面は真っ黒に映ってますが、机にベタ付けしてレンズを遮蔽してるためです。実際は被写体が映ります)

撮影方向は、画面左部中央のスイング方向メニューで決定します。左右上下4方向に動かすことが出来ます。この「上下」という方向ですが、勿論上下運動もイイのですが、どちらかというとカメラを立てた状態で左右に振るのに適してるのでは、と思われます。

再生モードは、サムネール表示がデフォルト。

でも、カレンダー表示もあって、これが結構便利!ほとんど毎日何かを撮ってる人は、こっちが使えるんじゃないかな。

サムネールをタップすると1枚モノが表示されます。そこで拡大したいところをタップすると、その部分で拡大します。再生ボタンをタップすると、左から右へスクロールします。

拡大した状態で、タッチドラッグで動かすことが出来ます。...が、これ、かなり指を押し込まないと動きません。最初ぜんぜん慣れなくて、再現率低くて泣きそうになってました(苦笑)一度覚えると、非常に快適です。拡大はかなりなところまでイキます。

とまぁ、こんな感じの操作感。

やっぱりiPhoneと違うタッチ感が、当初はぜんぜん慣れずに苦労しました。
ま、別物だと思って慣れてしまうと、これはこれでアリかな、と思ったりもして(誤作動が無いので、安心感もあるしね)。


で、実際に撮ってみた写真をご披露してみようかな、と。
(下の一連の写真はクリックすると拡大します。撮影した生データですので、約3MBあります。トリミングも色調補正も何も掛けてません)

鴨川河川敷

今までのスイングパノラマだと、カメラをスイングしてる最中に歩いてる人や走ってる車が映ると、どうしても横にブレてしまいます。これはスリットスキャン方式のパノラマカメラの宿命で、どうしようもない致命的な欠点といわれてきました。
今回の「"インテリジェンス"スイングパノラマ」は、この部分を補うために、一回スイングする度に数百回という膨大な数のシャッターを切る間にキャッシュされる写真を用いて、人物の顔や動体の検出をしながら、補正作業をデジタル処理する機能を搭載しました。これにより、スイング中に動体が写ってもブレないという、画期的な技が生み出されることになったのです。パノラマ業界からすると、このパラダイムが大きく変るような機能を民生用カメラ、しかも非常に安価に提供してきたソニーの本気度に、驚かざるを得ません。

他の写真もご覧いただきましょう。

この2枚は、四条河原町の高島屋の入口に向かって撮ってみたものです。人の往来の非常に激しい場所ですが、スイングによるブレが殆ど無い、非常にクリーンな写真に仕上がっています。唯一、下の写真の真ん中辺りの黒い人物が縦にひしゃげてるのが、スイングによるブレの影響を受けたものです。

今度は四条河原町の交差点側を見ることにしましょう。上の写真は横撮りしてます。非常に綺麗につながっていますね。下の写真は縦撮りしたんですが、建物は綺麗に写ってるんですが、車は全て"均一"にひしゃげてしまってます。この辺は内部処理のバグのようなものでしょうね。これはこれで、偶然の産物だと思いますが、面白い写真に仕上がりました。

宴会の席でのスイングパノラマ。このように、狭い空間で全体を撮れるのも、パノラマ合成機能の成せる技。欄間のところがひしゃげてますが、スイングの軸がブレたことによるものです。宴もたけなわの時分なので、撮ってるボクも酔っ払っていたんだと思います(笑
右の黒い部分は、スイングが足りない角度は、こうして黒く塗りつぶされます。この辺は改善の余地有り、ですね。

まっすぐスイングするのではなく、円弧を描くようにするとどうなるか、そんな実験的な作品です。
ちょっと魚眼写真風になります。ボク自身、今回の作品群の中で一番のお気に入りです。

そして、失敗作とも、偶然の産物とも言える一枚を。
車の進行と同時にスイングすると、その車が列を成してずぅ〜っと撮れてしまいました。インテリジェント機能を搭載してないスイングパノラマでも、こういう風になるのかな?


こうやって見ても、スイングパノラマの今回の"進化"は、非常に有益で革新的で、さらに未来のパノラマ技術を占う意味でも非常にエポックメイキングな出来事なのではないかと、ボクは思っています。
スリットスキャンカメラの欠点を補いつつ、超高速メカニカルシャッターによる次世代のスリットスキャン技術を完成した功績は非常に大きく、これが今の民生機から、プロ用機にビルドアップされれば、ボク自身がワクワクしてきます。
全周360°撮影出来るようにモーター回転させるような装置にして、更に天地方向に180°できる円周魚眼レンズなどのレンズ交換が可能になれば、数百万から1千万近い価格で販売されている「Panoscan」「RoundshotD3」「SpherocamHDR」などが、お払い箱になってしまう可能性も無きにしもあらず、です。

ソニー自身は、パノラマVR映像技術に関して、今までも様々な民生機〜プロ用機器〜特注製品を開発してきた実績があります。
この流れをしっかりと繋げて、次世代のパノラマVR技術へと繋げて欲しいものです。

さぁ、最初に戻って、次なるサイバーショットに求める機能はというと...やっぱり「防水」ですかねぇ?
既にEngadgetでは、防水仕様のサイバーショットのリリース予想を立てていますね。もしかしたら間近に発表されるのかな?

耐水&フルHD動画対応サイバーショット、まもなく発表? - engadget日本語版

あと、ボク自身が求めたいのは、あとはHDR撮影できるスイングパノラマですかねぇ。夜のイルミネーションや夕焼けなど、コントラストが激しく、しかも暗部と明部が明らかに潰れそうなシーンって、意外とパノラマ撮影したくなることが多いんですよ(そう思いません?)。元より既にHDRモードが備わっているので、そんなに難しくないのでは?と思ったりしています。

そんなのが全て搭載されているサイバーショットが出つつ、さらにプロ用機として、360°モーター駆動の回転座が付いたパノラマ撮影機材が新しく出たら、なんか速攻で買ってしまいそうな勢いです。さぁ、どうします?(笑)>ソニーさん

こないだリリースされたばかりの「bloggie」然り、ソニーのパノラマに関する本気度は、ボクらの思惑の遥か上を行ってくれているのが、今は嬉しくてなりません。このまま突き進んで欲しいものです。そして、プロ用機器までリリースして、「パノラマ技術にソニーあり!」と言わしめて欲しいと思ったりします。
今後の活躍に、大きく期待したいと思います。

もう一回言います。今度の"インテリジェント スイングパノラマ"が搭載されたサイバーショット、間違いなく「買い」です。断言します。
特にパノラマ写真が好きな人、ぜったいに後悔しないと思います。


最後に。
スイングパノラマの撮り方って、コツをつかむと非常にスムーズに撮れるようになりますが、そのコツを掴むまでに、ちょっと慣れは必要かもしれません。
そこで、前モデルになりますが、DSC-WX1オーナーの方が、自身のブログでスイングパノラマについて、色々と考察しています。ボク自身が述べてもイイんですが、他にもいろいろと書くことが多いので、ココは一つ、お任せしたいと思います。きっと皆さんも参考になると思いますよ!
(ボク自身も、非常に参考になってます)

DSC-WX1でスイングパノラマを撮る(1) | ポンコツカメラBlog
DSC-WX1でスイングパノラマを撮る(2) 撮り方のコツ考察編 | ポンコツカメラBlog
DSC-WX1でスイングパノラマを撮る(3) 失敗例 | ポンコツカメラBlog
スイングパノラマをさらにやりやすくするアイテムを作る 失敗編 | ポンコツカメラBlog


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トラックバックありがとうございます。
QVTR Diaryさんは以前からちょくちょく拝見させてもらっていましたので、このような形でリンクしていただけて本当に感動しています。
これからも楽しみに見させてもらいます。

3月末くらいになると思いますがHX5Vを買おうかと画策してますww

横位置のスイングは、ボトムグリップとエツミのコンパクトクイックシュー(E-293)、Manfrotto Modopocket797を使い、カメラプレートを固定しないで使えばうまく回転させられる感じかなっと
(E-293が手元にあり固定しなければうまく回せるの確認済みです)
前後方向のノーダルはコンパクトカメラなので無視して、横方向のズレを出来るだけ少なくして、同じようにスイングさせる事が出来るかと思います

後、今悩んでいるのがケーブルレリーズをうまい具合に固定する方法です
これがうまくいけば、ユーエヌのSTグリップ+E-293+Modopocket797でカメラの回転だけを気にすれば良くなるので、更に楽になるかなっと考えてます

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