Roundshot D2x - スリットスキャンパノラマカメラの新潮流
昨日のエントリーで「Roundshotみたい!」なんて思ったので久々にサイトを訪れたら、何とSeitz社はアナログから完全撤退してたみたいで、ちょっと衝撃を受けてしまいました。
その代わりに、今年に入って新しい動きがあったみたいだったんですが、何せ余り訪れる機会の無いサイトなので(高いからねー!)ノーマークでした。誰か教えてくれても良かったのに!
Seitz社のハイエンドデジタルパノラマカメラ「RoundshotD3」の弟分ともいうべきかめら「RoundshotD2x」が、今年に入って登場していました。

■ Roundshot D2x/D2xs
http://www.roundshot.ch/xml_1/internet/de/application/d438/d853/f1021.cfm
まずはスペックからいきましょうか。
- 垂直解像度:2,048px
- ダイナミックレンジ:9段
- レンズマウント:ニコンFマウント
- 焦点距離:8mm〜150mm
- シャタースピード:1/333〜10秒
- 露出:自動またはマニュアル
- ISO感度:100, 200, 300, 400, 600, 800
- 撮影範囲:1〜360°(1°単位)
- 寸法:H30×L10×D15cm 3.1kg
- コントロールソフトウェア:
WindowsXP/Vista/7(32 or 64bit)
MacOS X 10.5 or 10.6 - データ転送方式:
D2x:イーサネット+256MB RAM
D2xs:ギガビットイーサ+1GB RAM - パッケージ:本体・ネットワークケーブル・NiMhバッテリー・ACアダプター・バッテリーチャージャー・専用キャプチャソフトウエア
(Nikkorレンズ及びPCは除く)
D2xとD2xsの違いは、転送速度の違いですね。
Nikkor10.5mmでの撮影で、D2xは10秒、D2xsは5秒で転送が可能です。
まあD2xの方はメモリバッファが少ない(256MB)ので、焦点距離100mm以上のレンズでの撮影は出来ないそうです。
そして驚くべきは、その価格。
D2xは9,700€(約106万円)、D2xsは11,000€(約121万円)と言いますから、D3高解像度版の29,750€(約327万円)からすると1/3近くも差がありますね。
マウント部をFマウントに限定することでも、コストダウンを図っているのだと思います。
垂直解像度の2,048pxは、これで1周分のパノラマ画像データを作ると解像度が低いコンテンツが出来てしまいますが、それをカバーするために、レンズ部を仰俯角15°ずつ回転させることで垂直解像度を増やすことに成功しています。
パノラマVRコンテンツの生成において、昨今では精度とスピードの両方が求められていますが、プライスバランスを考えると非常に魅力的な製品です。
一度実機を拝見してみたいものです。
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